風来の森とサイクルモールの出来事！！

べ落としといいますが、日が落ちるのが早くなってきましたね。 その前に、この例え言葉である「つるべ」を最近は見ることがありませんので、なんのことだろう？と思うかもしれませんね。 昔、井戸の水をくみ上げるのに使っていた装置です。 今は井戸水を使っているご家庭のほとんどはモーターの力で水をくみ上げています。 一昔前は、ガチャポンプと言って、手動で長いレバーをガシャガシャと上下に動かして、蛇口から水が出てくる仕組みがありました。 昭和の懐かしい風景の一つだと思います。ジブリの「となりのトトロ」にも出てきましたね。 さてさて、つるべのお話に戻りますが、つるべはさらに昔にあった装置です。 井戸の上に滑車を付けて、その滑車に縄を通します。 縄の先に桶が結ばれていて、その桶を井戸の中に落とし、滑車を通じて縄を引き上げて水を汲む装置のことを「つるべ」といいます。

この滑車に縄を通すことで、桶に入った重たい水を引き上げる力が、本来の半分の力で済みます。

普段何気なく使っている世の中の物の多くは、このような「物理の法則」でできているものがほとんどです。
自転車にもこの物理の法則で、快適に操作できる仕組みが詰まっています。

そう考えながらいどんな道具を眺めると、新しい発見があって楽しいですよね。
自転車を眺めながら、ふとそう思いました。

ではでは、良い自転車生活を！