2023年05月27日
時間
時間は誰にとっても1日24時間と平等に与えられているようです。
しかし、時間の長さは人によって違って感じるようですね。
アインシュタインの相対性理論によれば、重力や運動速度によって時間の進み方が違うそうですが、そういった話ではありません。
誰にとっても楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうし、退屈な時間は限りなく長く感じてしまいます。
仕事だってそうです。私がかつて営業をしていた頃、仕事の時間はあっという間に過ぎてしまいました。でも今は、体や精神に異常を来たしてしまうのではないかと思うくらい、退屈で長く感じてしまいます。
一般に自分で組み立てる仕事は時間が早く感じるし、与えられた仕事を特に、決まったルーチンで繰り返す作業は時間が長く感じると思います。
動物によっても時間の進み方はきっと違うんだろうって思います。そうですよね。
きっと体の小さな動物は時間の進みが遅く、大きな動物は時間の進みが早く感じるのではないでしょうか。
それは体の小さな動物ほど、動きが速く見えるからそう感じます。小鳥の体感速度に比べたら、像の体感速度ってゆっくりしていると思います。
だけどそれは人間にもいえているのかなって思うんです。
今日も仕事は退屈でした。
8時間の勤務時間で、受けた電話は2本だけでした。
電話は1通話だいたい5分くらいだと思います。
それ以外の時間は何もしていません。
まだコロナ禍で、隣席の人と話すことも禁止されているし、インターネットを閲覧するのもNGです。ただ黙って座っているだけです。
PCにはソリティアのようなゲームもありませんし、あったとしても、やってはダメと言われそうです。
するとどうするか。
仕方がないからタスクバー右にある時計をクリックして、せり上がる時計を見ては時間が過ぎるのを待っているだけです。
この時計の秒が進んでいくのを見ているのですが、大きい小さいが人間にもいえているというのは、子供は体が小さいです。
大人になって思うのは、子供の頃に感じた1秒の早さって、もっとゆっくりじゃなかったか?
ってことです。
「1秒」を初めて意識したのは、小学校に入学するかしないかの頃だったと思います。
けど、あのときの1秒は、もっとゆっくりでした。
たとえばテレビを見て、秒が数字でカウントされていくのを見ながら、
「いぃち」「にぃい」「さぁん」・・・
って数えていました。
しかし今は
「いち」「にぃ」「さん」・・・
こんなペースです。
私はもうすぐ還暦になります。
あと20年も生きられるのかな?なんて考えてしまいます。
そして還暦になったらぜひ、赤いちゃんちゃんこを着てみたいと思っています。