2024年01月25日
雪
私の生い立ちなんて聞いても仕方ないんでしょうけど、、、、
私の生まれは面倒くさくて、北海道の病院で生まれています。
でも当時両親は岩手県に住んでいました。私の母が以前、看護師をしていて、私の生まれた病院で働いていました。そのためお産のとき、北海道へ行ったんじゃないかと思っています。
生まれは北海道で住所は岩手、、というようにちょっとややこしいんです。
その後、青森県に引っ越しました。青森県に住んでいたとき、私はまだ3歳だったんですね。家の前で小さなスコップを持ち一人で遊んでいたら、叔母が歩いてやってきたんです。
叔母は私に
「いくつになったの?」
と聞き、私は指を3本立てて三つといったのを憶えていますから、岩手にいたのは2歳か3歳のときまでです。
一度、岩手で大雪が降ったのを憶えています。家の前にドラム缶が倒れており、ドラム缶と積もった雪で母がバスを作ってくれました。私はバスの前面に小枝を押し付けて、
「ワイパー」
と言ったんです。
あのとき、雪は遊ぶものでした。
その後、東京へ引っ越して幼稚園に通うようになりました。
そうそう、私は明日から幼稚園に通うという前日に、
「ああ、自分の人生で朝から晩まで遊んでいられるのは今日で最後なんだ。」
そう考えたんです。
ということは老後はなく、死ぬまで働くという覚悟だったのでしょうか。(笑)
いや、早く死ねばそうなるかも知れません。
その後小学校へ入学し、東京の小学校ではひと冬に1〜2回、雪が積もったと思います。雪が積もると1・2時間目の授業を中止して校庭で遊びました。だから子供の頃、雪に対して悪い思い出はなかったんです。
なのになんじゃ〜!
今日も雪かきをしました。45分かかりました。
2007年から札幌市に住んでいます。
もし、雪かきと仕事、どっちがいい?
そう聞かれたら、雪かきと答えるでしょう。仕事に比べると時間が短いから。でも実際は仕事が終わってから雪かきをします。
いつからか私は雪かきにかかった時間を記録するようになりました。
見ると今月、妻と私とで雪かきにかかった時間を合計すると3時間です。この3時間が長いと思うか短いと思うか、お任せします。
雪が積もれば仕事中、帰宅したら雪かきをしなければならないと、それが頭から離れません。
子供の頃は悪い思い出がなかった雪が、今はただ、恨めしい存在です。
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