2018年04月27日
《その371》C++/CX
C++/CX
Visual_Studio_2017 の ユニバーサルWindowsプラットフォーム(略称:UWP)を使用してアプリを開発する手段としては、主に、
(1) 画像等は XAML,プログラムは C++/CX
(2) 画像等は XAML,プログラムは C#
(3) 画像等は XAML,プログラムは VisualBasic.NET
(4) 画像等は HTML & CSS,プログラムは JavaScript.NET
の4種類があります。
(1) の C++/CX は、UWP上でアプリを開発するために C++ をベースに開発された言語です。
ですから、このブログの《364》以降の C++ は、主として C++/CX を使ってきたわけです。
String^ s;
btn->Content = "表示";
z11.ToString();
などの、あまり見かけない記述が出てきたのは、そのせいです。
C++/CX で書かれたプログラムは、Windowsランタイム(略称:WinRT)環境で動作します。
この言語で記述されたプログラムは、コンパイルによって、C++ 等と同じように直接 マシン語に変換されます(C++/CX は .NET_Framework を直接扱うことができません)。
これに対して (2)〜(4) の場合は、.NET環境(ドットNET環境)で動作します。これらの言語は、コンパイルされると、マシン語ではなく、CIL と呼ばれる .NET環境用の形式に変換されます。
以上、今 やっていることの位置付けが、いまいち理解できていなかったので、自分なりに少し整理してみました。
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