2018年09月05日
酸素水を肌に塗るくらいなら深呼吸でもしてなさい!
よっぽど酸素が取れるから。
酸素水っていつの間にか定着しましたよね。
私は科学的な根拠が無いと信じないタイプなのでこういう物は信じません。
酸素水いい!酸素水がスゴイ!」と言われても、へーはぁふーんでおしまい。
それで先日、「この酸素水の化粧水ってどう?無添加だよ!?」っと聞かれたので「酸素水の化粧水?酸素が欲しいなら深呼吸すれば?」って言ったら怒られました^^;
なんで怒られたのか解せないのでブログにまとめちゃいます。
酸素水とは!?
そもそも酸素水とはなんなのか?
酸素水は商品名で実際は高濃度酸素水が正式なお名前。
それは酸素の入った水。
そのまんまですね。
もともと水には酸素が入っているのは有名なお話(?)ですね。
魚を見ればわかるように水中でエラをピクピクしてますね。
魚のエラは水中の酸素を吸収できる素晴らしい器官です。
つまり、魚が生きれるくらいの酸素は水に溶け込んでいるわけです。
実際はWikipediaいわく、20℃の水1Lには9.3r溶け込んでいるそうな。
そして高濃度酸素水は普通の水の30倍ほど酸素が溶け込んでいるそうだ。
実際市販の有名な奴はなんと普通の水の36倍充填と書いてあった。
9.3r×36倍=約335r!
だがしかしあいては酸素。
抜けてしまうためか溶存酸素量150mg/Lとのこと。
つまり500mlペットボトルで75mgの酸素が摂取できるということだ。
酸素水はどういいの?
高濃度酸素水は血流促進や脂肪燃焼効果、疲れが取れるなどの効果があるように言われております。
結局は酸素不足の際に起こる諸症状の改善結果みないなものが効果として言われているようです。
ただし、これらの効果がある場合は医薬品扱いになるかと思いますので、実際はそのような効果は謳えません。
酸素水、良さそうじゃん?
ここまではすごく良さそうですね!
そしてここからは私の疑問。
まず酸素濃度。
高濃度酸素水は普通であれば溶け込まない量を溶け込ましているため、開封後は徐々に減少します。
飽和量よりも多く溶け込ませているからですね。
そして酸素水とはでかいた含有量 500mlで75rですが、多いか少ないかでいうと少ない。
空気1Lは気圧や温度によって変わりますが約1,300mgとします。
1回の呼吸が500mlとして、その約21%が酸素としたら136mg。
1回の呼吸のほうが酸素が多くとれちゃいますね。
*数値はネット情報を基にしているため正確でない場合がございます
*吸収率は考慮しておりません (高濃度酸素水、呼吸ともに)
そして吸収。
酸素は人間の場合肺で吸収します。
腸で吸収できるかというと明確にできるという情報はありません。
食事と一緒に飲み込まれる空気はゲップやおならになるそうですが、酸素は腸内細菌に消費されるようです。
つまり血中には溶け込まないのではないかと思われます。
まとめるとつまりどういうこと?
ただの水と一緒ってことだよね。
言わせないでよ。
まあこれは私の考えなので今後の研究結果や私が調査不足で知らない情報があった場合は考えが変わることがあります。
しかしながら冒頭の酸素水の化粧水。
これはダメですよね。
成分名;水、酸素
防腐剤は?強酸か強アルカリなのかな?
それとも飲料みたいに無菌状態なのかな?
そもそも化粧品業界では酸素は悪者ですよね。
油の酸化やフリーラジカルなど抗酸化が大事としてきましたよね。
それで酸素って色々成り立たなくなっちゃうからね。
そもそも皮膚は呼吸しないし。
人間は皮膚呼吸しません。
ただの水は逆に蒸発する際に肌の水分も奪ってしまいます。
保湿のつもりが逆効果になります。
と、ここまで高濃度酸素水アンチしましたが、あのドクターシーラボからも高濃度酸素水配合のラインがあります。
もちろんただの高濃度酸素水ではありません。
色々と美容成分が入ってます。
酸素水の水のほうもミネラル入りとのことで、角質層への浸透力が普通の水よりも良いそうです。
どうしても酸素水が気に入っている方はドクターシーラボさんの商品が良いかと思います。
ほかの有名メーカーはあまり高濃度酸素水の化粧品をだしていません。
やはり酸化はよくないですもんね。
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