2018年01月18日
彼女の事も一生、僕は忘れる事はありません・・C
続きです。
異変が起きたのは3匹目の赤ちゃんが産まれる前に発生しました・・。
息みが弱く、彼女はとても苦しそうにしていました。僕はただただ、彼女のおなかをさすり、息みを促してみたりしました。赤ちゃんは何とか出てきましたが・・鳴いても居なければ全く動きません・・。
僕はとっさに赤ちゃんのお尻を叩いてみたり、口から羊水を吸ったりと試みました・・5分・・10分・・。
でも、赤ちゃんが息を吹き返すことはなかったです・・。
当時は30代前半の僕でしたが、ついつい・・気づけば号泣していました。へミっ子に・・・赤ちゃんに・・。僕はダメな飼い主なのかも・・と自分を責めながらも胎盤を切り離しへミへ与え続けました。
次に産まれた赤ちゃんも・・ダメでした・・。その次も・・・。
そして、最後に、事は起きてしまいました・・。彼女の息は更に荒くなり・・最後の赤ちゃんは5匹目の赤ちゃんが出てから3時間以上経過していましたが、出てきません・・。
僕は獣医師へ連絡して、相談しました。既に出産開始から14時間以上経過していました・・。
獣医師からの進言をされた内容を実行するか悩みました・・・僕が赤ちゃんを取り出すという強攻策をとらないとこのままでは母子ともに危険であると言われましたので・・・。確かにへミの様子は明らかに苦しそうで時間も経過し過ぎている・・・赤ちゃんが生きていることを信じてもう少し様子を観ようと静観していました・・。それから一時間・・やはり出てこない、ただひたすら僕は彼女のおなかをさすって「大丈夫だよ!!おぢさんが一緒にいるよ!!がんばれへミ!!」
でも、赤ちゃんが出てくる気配は全くありませんでした・・。
お世話になる動物病院までは車で30〜40分くらいかかります・・今のへミの状態での乗車はとても危険・・僕は自信は当然ありませんでしたが、僕がやらなければ彼女も赤ちゃんも救えないと判断し、強攻策をとりました・・。「産道に手を入れる」という想定外かつ予想外であり、高いプレッシャーと彼女と赤ちゃんを救わなければという思い・・・僕のような素人にできるのか?という疑念はありましたが、彼女を救わなければという思いが強くありましたので、その思いが僕の迷いを打ち消してくれました。
同時に、ここからは完全な未知なる領域に突入することとなりました・・。
続きます
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