タロットラボ 〜TAROT del FUEGOで味わうタロットの世界

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そういえばこのカードは「POWER」じゃなくて「STRENGTH」なんだなとふと思い、ちょいと調べてみたらば、

POWER：人や物が持っている能力、権力
STRENGHT：強度＝対抗する力、耐久力

・・・だそうで、ナルホド。とある質問でこのカードが出てきたその後の経過がどうにも「持久戦で競り勝つ」ような状態だったからそういうことなのかって腑に落ちた。絵柄を見る限りもうちょい楽に力を発揮しているようなイメージを持ってたんだけど、案外辛抱強かったんだねこの娘。意識的に頑張っているつもりはなかったんだけど結果的に辛抱強く力を発揮出来たってパターンなのかもしんない。

ちなみに「力」と訳される他の言葉の意味も調べてみたら、

FORCE：一方的に加える力、圧力
MIGHT：軍事力や権力の強大な力

とのこと。

というか、このカードの和訳が「力」であることがそもそも適切でないような気がしてきた。フランス語のマルセイユ版では「LA FORCE」だから間違いではないとは思うけど「強さ」の方が私はしっくりくるなあ。もしかしたら「STRENGHT」の英訳の方がちょっとズレてるのかも？

カードの絵柄を描いたRiCARDO CAVOLOはスペイン語の「LA FUERZA」をイメージして描いたと思われるからFUERZAを辞書で引いてみると上の全部を含んだ意味が載っていた。ますます混乱笑　「FORCE」の意味が広すぎるから英訳ではより限定的に「STRENGTH」を使ったのかも？

そんなわけでここはもう自分の体感として得た「持久戦にも耐えうる力」を基本解釈に採用する。する。

魔術師の逆位置。

バベルの塔が天災により崩れてその瓦礫の下敷きになって死ぬ、みたいな感じ？　死にはせんか。怪我する程度？ いやそもそもこのカードだけでは自分を傷つけるようなメッセージまでは含んでないっしょ。過剰な解釈。あるある。

なんせ「ちょっと頭でっかちになっちゃってない？」ってことだよね。動くよりも考えることの比重が大きい私にはありがちな状態なのは自覚している。自分を革新することばかりに目を向けてないで、もうちょい自分を労わって楽にすることを考えなさいよって言われてんのかな。

1カ月ほど大アルカナのカードとにらめっこしてきて思うんだけど、絵柄に描かれたほうき星のイメージが正位置と逆位置で全然違うのが面白いなぁと。今日のカードだと魔術師の服に描かれた３つのほうき星が自分の腹から不意に零れ落ちちゃうような印象に見える。正位置だと希望に胸が膨らむ、みたいな感じに見えるんだけども。

運命の輪の正位置。

さすがに出すぎじゃね？と思ったけどよく見たら今月出た運命の輪の半分は逆位置だからそうでもないのかも？と思ったけどやっぱり車輪は車輪だから高速で回り続けているのです。なんやねん。今日は「馬車馬」というワードが浮かびました。実際自分の課したタスクに追われている感が最近半端ないからあながち間違いではない。でも納得している馬車馬だからいいのだ。去年までは納得できない馬車馬だったから摑まってられずに吹っ飛んじゃったのだ。

今日はえらい気温が上がるとの予報。夏が近づいてますな。少しでも爽やかに過ごせたらいいね。

悪魔の正位置。

昨日解放されたと思ったのに帰ってきちゃった悪魔さん。昨日のやらかしでちょっと弱気になったところを目を付けられたのかも。明日を迎えに行くはずが弱気を迎えに来られてしまったか。いかんいかん、立て直そう。

悪魔の逆位置。

正位置のときにはただぐんにゃりしているだけのように見えた悪魔の左手の男の子？(上の画像だと右上)が逆位置になるとものすごい主張してきてめっっっちゃ目が合う！「悪魔は両手が塞がっている。おまえは捕まらない、大丈夫だ。行け！」って言ってる。これは昨日出た星の正位置のカードとセットな気がするなぁ。このカードの悪魔は外部からの誘惑。誘惑は人を自堕落にさせるものだけど、自堕落ってベタなパブリックイメージにある酒に溺れるとか色欲に身を亡ぼすといった状態だけじゃなくて、自分の心に反して社会的に良い人を演じてしまうとか世間や固定概念に流されて自分を疎かにしている状態も含むと思っている。私が子供の頃からたびたび葛藤のネタになるのはまさに後者だから、そこからの解放を促すメッセージだと直感した。ついでにいつも引いているもう一枚のカードが月の逆位置だったのよね。ますます意味深。とはいえカードに訊いている内容は関連ないんだけどね。でもつい結びつけたくなっちゃうようなカードの出方笑


で、ぱっと浮かんだのが記事タイトルにある「外野の言葉はシカトする」ってフレーズ。これ、嵐さんの『Attack it!』て曲の歌詞。作詞は櫻井翔さんで翔さんパートの歌詞だから脳内でも当然翔さんの声で再生される笑　私が嵐さんの沼にずっぷりとハマるきっかけになったのが「Untitled」ツアーのライブDVDで、ライブの冒頭から会場のボルテージを急激に上げていくセクションの頂点あたりに歌われるのがこの曲。初めてDVDを見たときにめちゃくちゃテンションが上がった感触がずっと身体に残っていて今でもこの曲を聴くと元気が出るんだよね。私は歌をストーリーで聞く人じゃないから歌詞全体に思い入れはないんだけど、この「外野の言葉はシカトする」ってフレーズは妙に刺さったから、私にとっては重要な言葉なんだろうね、おそらく。

星の正位置。

前回逆位置で出て大混乱のまま放置していた星のカードだけど、正位置で出てくれた今日のカードを見たら単純に「自分の中にうごめくものを惜しみなく放出するあなたに祝福あれ！」だと思った。「自分の中にうごめくもの」てのは愛情だったり熱意だったり欲望だったりといろいろな解釈が出来るけど、とにかく自分の感情に素直になってさらけ出すことが幸運に繋がるよ！ってメッセージかなと。

運命の輪の正位置。

あまりにもこの車輪の遭遇率が高いから頭の中で「自転車操業」ってネオン広告が点灯しました笑　あと「火の車」ってワードも浮かぶけどそっちは全力でスルーする。そう見えるのはこれが『TAROT del FUEGO』だからさ、そうなのさ。

このカードがよく顔を出すのは、ひたすら毎日こつこつと日課をこなしながらタイミングを見計らっている私の状況が反映されているんだろう。

節制の逆位置。

どうにも安定しませんなぁ。「世界」が出た次の日の「節制(逆位置)」って先週も観たぞ。ま、新しく始まってまだゴタゴタしてますってのはよくあることだし、スロースターターな私のことだからなおさらこのパターンが出やすいのかもしれないねと今日は思っておこう。このカードが逆位置になったとき、花の横にある３つのほうき星が「あっ、こぼれ落ちちゃった・・・」って印象で見える。このこぼれ落ちちゃった星は拾いに行った方がいいのかなぁ。どうなんやろ。正位置だったら意志を伴って「行くぜ！」と飛び出すように見えるんだけども。

世界の正位置。

あ、これは心の旅から帰ってきたってことかも。とりあえずは腑に落ちる形で落ち着いたようで何より。今日はめずらしく飲みの予定が入っているのでそれが新たなスタートの合図なんだと思う。こんなにひとりが大好きな私でも一定期間ごとに誘ってくれる奇特な方が現れるのもきっと摂理なんだろうな。ありがたや、ありがたや。

ところで、ここでまだ読んでいないカードがあと3枚。「恋人たち」「戦車」「正義」の6,7,8（※マルセイユ版のデッキだから8が「正義」）。「戦車」と「正義」は別のことを訊いたときに出てきたことはあるけど「恋人たち」はホントに出てこない。し、前にまだ出ていないカードを調べたときにもすっかり抜け落ちていた。今最も縁のないカード。カードの字面に関しては身に覚えがあるだけにちょっと笑える。いや笑えない。私の、パートナーを求める心はどこに行っちゃったんでしょう。どうやったら人恋しくなれますかね。これは結構な悩み。

運命の輪の逆位置。

いや、ここんところホント逆位置率高いね？！　でもまあ隠者さんがまだ帰ってきていないっぽいからそうなのかも。このカードが出たってことはもうすぐ帰ってくるのかな。今日は別のシゴトをしに出掛けたかったんだけど待ちましょうかね。