こんにちは。
旅行記「トリップ飛田」です。
今回は越美北線の旅の後編をお送りします。
前編はこちらです。
名物は時を経ても似る。
本日4月17日は「恐竜の日」です!(本当)
■ 道の駅「九頭竜」
道の駅「九頭竜」は越美北線の終着駅である九頭竜湖駅に隣接されています。
駅内の物産展示コーナーです。
なるほど、ここの名産はロッカー、ゴミ箱、
脚立などか…いや、これは物置では…。
BUSSANTENZIKŌNĀというローマ字表記もナイス。
道の駅は駅の隣にあるので訪問しやすいです。
名物の舞茸を使った天むすを買いました。
ふたを開けて撮れ。
道の駅の近くには舞茸栽培販売所もあります。
舞茸を食べると痩せる、との噂がありますが、
舞茸にはマイタケプロテアーゼというタンパク質分解酵素が
含まれているそうで、そこから来ているのかもしれません。
でもこの酵素は加熱したら失われるので、
調理したものを食べて痩せるかは分かりませんが、
茶わん蒸しに未加熱の舞茸を入れると固まらないように
生の状態で肉にまぶすと固い肉が柔らかくなるのは確かです。
道の駅には恐竜親子が住んでいます。
冬季には冬眠するそうなので、
会いたい場合は寒い時期以外に行きましょう。
この恐竜は動きます。
親竜「ガァオォォォ」
子竜「ふむふむ」
子竜「がおー」
親竜「そう、その調子!」
…なんて会話が聞こえてきそうな目線の動きです。
続きまして、駅周辺を散策します。
駅から徒歩15分ほどに化石発掘体験ができる
大野市化石発掘体験センター「HOROSSA!」があります。
発掘した化石は、よく見つかるものならば
持ち帰りもできるそうです。
和泉郷土資料館では、恐竜の化石が展示されています。
「HOROSSA!」で発掘したもので貴重なものだったら、
ここで展示されるかも?
私も恐竜の化石を見つけてトビタサウルスと名付けたい。
駅の裏には、蒸気機関車が展示されています。
「地球を71周分走ったんだょ!」だそうです。
かつて人々の生活を支えるためあちこちを走っていたハチロクは
今はこの地に鎮座し九頭竜湖駅を訪れる人々を見守っています。
散歩中にふと目にした壁に、
うすーく恐竜とアンモナイトの絵が描かれていました。
よく見ると線ではなく穴をつなげて描かれています。
線で描いた方が楽なのに?と思っていたら、
よく見ると点々から苔が生えていました。
もしかして、これは世界初(多分)の苔アート?
紫外線や風雪で劣化しやすい化学塗料を使わずに
自然の苔を生やして壁を彩るエコな試みなのでは!?
…真相は分かりません。
でも、再訪した際には苔による絵が完成しているか
見に行きたいと思います。
道の駅「九頭竜」公式サイトはこちら
■ 最後に
二回にわたって越美北線の旅をご紹介しました。
恐竜あり、歴史あり、絶景ありで様々な趣味の人々を楽しませてくれる
観光にうってつけの路線です。
人類誕生前から戦国の世を経て現代にいたるまでの
悠久の年月に思いをはせつつ越美北線で旅をされてはいかがでしょうか。
■ おまけ
福井県公式恐竜ブランドキャラクター「ジュラチック」の
顔はめ看板です。
恐竜は種類が多いし形も様々なので
キャラクター展開すると強いですな。
フクイラプトルがモデルの、緑色の「ラプト」は
JR西日本の北陸新幹線金沢敦賀間開業「つながる北陸」篇のCMにも
出演していますが、一人だけ皆と動きが合っていないような…?
このCMは実際の県民の方々が出演されているそうです。
ゆるキャラのゆるいダンスも見どころです。
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