こんにちは。
旅行記「トリップ飛田」です。
今回から越美北線の旅を二回に分けてお送りします。
道の駅の分類だと、
福井は近畿ブロックに振り分けられていて、
代わりに北陸ブロックには新潟が入っています。
道の駅の数などを考慮して分けていると思われますが、
福井の北陸ブランドが…!
■ 越美北線で道の駅巡り
越美北線は福井県福井市の越前花堂駅から
同県大野市の九頭竜湖駅までを走ります。
愛称は「九頭竜線」です。
沿線には3件の道の駅があります。
地図上の1番は「 一乗谷あさくら水の駅」、
2番は「越前おおの荒島の郷」、
3番は「九頭竜」です。
今回の旅行記前編では1番と2番を訪問します。
■ 道の駅「 一乗谷あさくら水の駅」
道の駅「 一乗谷あさくら水の駅」の最寄り駅は一乗谷駅です。
駅の周りはのどかな田園風景が広がります。
駅から道の駅までは徒歩約15分です。
道の駅内にあるお食事処「水車」では、
福井県在来種を使用した越前おろし蕎麦をいただけます。
越前焼の器で提供されるこだわりの蕎麦です。
お腹が満たされたら、周りを散策します。
水の駅というだけあって道の駅の周りは
水を利用した施設に囲まれています。
道の駅入り口にあるししおどしです。
立派なししおどしの割に、
描かれたししの絵がへろへろしてます。
拡大図。
ししおどしの「しし」の語源は鹿だそうですが…??
施設に隣接されたビオトープです。
ホタルの観察もできるほど静かで水清らかな散歩道です。
道の駅の公式サイトでホタルの出現情報も公開しています。
水路に水を送る道の駅のシンボル三連水車です。
水車の力を利用して米や蕎麦の実などを
製粉する粉ひき小屋です。
豊かな水源を活用したエコエネルギーですね。
道の駅のそばを流れる川に設置された注意看板ですが、
人間ではなく魚が傷ついています。
人間が怪我しようが自己責任だが、
魚が傷つく恐れがあるので侵入してはいけません、
という魚重視の看板なのかも?
駅から道の駅に行くまでに福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館があります。
周りは稲田。
この地はかつて有数の大都市で、
博物館では当時の繁栄した街並みを再現するなど、
最新技術を駆使した展示もされているそうです。
一乗谷駅から徒歩三分ほどで行けますので、
ぜひ越美北線に乗って行ってみてください。
朝倉氏遺跡モチーフのデザイン性の高いマンホール蓋です。
道の駅「 一乗谷あさくら水の駅」公式サイト
■ 道の駅「越前おおの荒島の郷」
道の駅「越前おおの荒島の郷」は越美北線で下唯野駅下車、
徒歩約15分で到着します。
駅の待合室でも徒歩で行ける旨の掲示があります。
駅から道の駅に行くまでの道は
山と稲穂の織り成す絶景を見ることができます。
急な道を上った後なので疲れを吹き飛ばせます。
道の駅「越前おおの荒島の郷」は、
東京ドームより広い(らしい)広大な土地に
直売所、フードコート、カヌー体験池や
クライミング施設などを備えています。
まずはフードコートへ。
サトイモやマイタケなどの名産品を活かした店が揃っています。
舞茸天ぷらきしめんと、里芋コロッケです。
地元の名物を堪能したら、広い敷地を散策します。
こちらの日本百名山の荒島岳を模した展望台では、
ミニ登山体験ができます。
道の駅にはアウトドアショップ「モンベル」が出店していますが、
この山は登山用品がなくても登れます。
レッツ登山。
登山道が整備されていて登りやすい。
小荒島岳山頂からの眺めです。
ヤッホー。
…こういう事、一人旅でも平気でやります。
こんなふうに屋内・屋外ともに充実しているため、
本数の少ない越美北線ですが発車時間を待っている間でも
もて余すことなく楽しむことができますので、
ぜひ越美北線で訪れてみてください。
道の駅「越前おおの荒島の郷公式サイト
■ 最後に
越美北線の道の駅巡り旅前編をお送りしました。
次回の旅行記は越美北線の旅をご紹介します。
後編に続きます。
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