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2021年11月30日

昭和の映画三昧

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ご訪問頂き有難うございます。感謝致します。

現在、有料動画配信のHulu(フールー)と契約しています。ここ最近は見なかったのですが、従妹にも「なんでHuluなの?Amazonプライムの方が映画も多いのに」と言われた事があります。ええ、その通りです。私もAmazonプライムやNetflix(ネットフリックス)が気になっています。ですが私が見たいと思った「ウェントワース女子刑務所」というオーストラリアの海外ドラマはHulu独占放送です。最初はGyao(ギャオ)で1話のみ無料だったので見ました。「これは面白い!」続き物はこれだから困ります。ヤバイ…この続きが気になる!身悶えする程に見たかったのでHuluに入るしか選択肢がありませんでした。ですが「ウェントワース女子刑務所」も最終シーズンで、前半は放送されました。残りはわずか数話です。これを見納めたら…AmazonプライムやNetflixに変わっても良いかな?と思っています。

Huluは他に比べ配信されている動画が少ないので全て見れない私には丁度良いかとも思ったのですが、最近は知人に聞いて中国の歴史ドラマも面白いよと言われており、それなら見てみたいなという気持ちが高まっています。Huluは中国ドラマがほとんどありません。トータルでアジア映画やドラマは少ないですね。なのでより多く動画を配信している方へ移ろうと考えています。

さて、外は激しく雨が降っているし出かけて映画を見る気分にもなれない。オカメインコとワンコも側にいるし久しぶりにゆっくり部屋で映画でも見ようかと思いまして……色々ピックアップしていました。最終的に選んだのは私が大昔、10代の頃に映画で話題になっていて、後にテレビ放送でも見た「塀の中の懲りない面々」に決めました。内容は覚えていた通りですが、昭和の本当に素晴らしい名バイプレーヤーが出演されていて、豪華な顔ぶれです。そして作家とその出演者の何人もが今では亡くなられていて…懐かしく切なく、そして面白く映画を見る事が出来ました。

簡単に言うなら、刑務所内での受刑者達や看守達のお話です。罪を犯したから刑務所にいるのですがその経験を生かして作家になられた安部譲二さんの自伝的な作品を映画にし、自分の役として俳優の藤竜也さんが演じられています。今でこそお爺ちゃん俳優という感じで若い人は感じられるかもしれませんが、私が10代の頃は藤竜也さんは素敵な熟年俳優・色気のあるイケメンでダンディなイメージでした。映画の初っ端から大勢での入浴シーンがあるのですが、1人だけ日に焼けて鍛えられた筋肉が美しい!(笑)本当に格好良いんです。それに比べて柳葉敏郎さんの白くて細い体が印象的でした。柳葉さんは脱獄に備えて日々ランニングする革命の闘士役ですからいつも走っていて演技する役柄に体を合わせていたのかもしれません。←それは分かりませんが(笑)柳葉敏郎さんは確かに若い頃から痩身な方でした。

当時はスポーツで多少筋肉が付くような俳優さんはいらっしゃっても、筋トレによる奇麗な筋肉は珍しく藤竜也さんは筋トレによる細マッチョという感じで映画で冒頭から目を惹きます。←どこ見てるんだという(笑)

有名な俳優さん達が演じられているのですが、キャラクターがかなり個性的です。嫌な役の俳優さんは本当に感じ悪くて面白い(笑)演技が上手な証拠です。そして作家の安部譲二さんも出演されています。冒頭の入浴シーンからいました、安部さんもお若い(笑)

昭和の時代ですし現在とは同じ部分がある所も変わった所もあるかもしれませんが、普段は知りえない刑務所の中での暮らしを垣間見る事が出来ます。当然フィクションですしコメディ要素もあり、驚く部分もあります。藤竜也さんは現在80歳との事でビックリしつつ時の流れの速さを感じてしまいました。私が子供の頃、藤竜也さんは渋くて格好良い俳優さんというイメージでしたがこの映画を見て改めて思いました。そして彼女というか別れた妻役には小柳ルミ子さんが出演されています。妖艶なイメージもある小柳さんはこの映画では優しくも強い一途な女性を演じられていますが、いや〜お美しいし素敵でした。

不思議と映画を見ると以前に見た通り内容までしっかり覚えていたのですが、淡々とした感じで面白いのですが大きな話の流れがありません。それは刑務所内での日々の事なので派手な出来事もそうそうある訳では無いので仕方ありません。
見ながら「あれ?もう終わり?」とあっという間に見終わり、そこまで派手なシーンはありませんでしたがタイトル通り「塀の中の懲りない面々」という通り入所、退所を繰り返す受刑者を指して「懲りない面々」と言っているのですが、当時元プロレスラーのゴツイ方がオカマちゃん役だったり、ケーシー高峰さんが笑ってしまうオカマちゃん役だったりと(この役を引き受ける度量も良いです)コメディ要素もそこかしこにあり楽しめました。ゲイではなく昭和はオカマという言い方が主流で映画の中でも使われていたのですが、今はLGBTとか言い方も多様化され時代の流れを感じます。そして過ぎ去った遠い昭和の時代のノスタルジーを感じずにはいられませんでした。気になられた方は是非、ご覧下さい。

そしてもう一つ映画を見ました。「陽暉楼(ようきろう)」です。この映画も私自身がちびっ子だったので大人の映画だと思って興味が無く時が過ぎ、自分が大人になってから見ました(笑)初めて見る訳では無いのですが色々考えさせられる作品でした。映画の内容は大正時代から昭和初期にかけて土佐の高知で有名な遊興の場として200人以上の芸子を抱える陽暉楼でのお話です。親の借金で売られてくる少女が芸子になったり、様々な理由で芸子になるのですがそこは吉原と同じです。繰り広げられる愛憎劇を見ながら女性の立場について本当に考えさせられる作品だと思いました。

そして池上季実子さんや浅野温子さんといった豪華で美しい着物姿の女優さん達を見ると眼福ですが、演技が素晴らしいので「その当時にいたかもしれない人生を翻弄された女性達の苦しさ」につい感情移入してしまい、切なかったです。「あの金持ちのボンボンめ、女を舐めるんじゃないわよ」と映画の中に入って私が戦いたい気分でした。あの時代、女性の権利は無かったも同然でしたでしょうし、高級とはいえ身を売って生計を立てる立場の女性は少しでも早く自分を見受けしてくれる「旦那」を見つけなければなりません。それもお金持ちで立場のある男性なら特にです。残念な事にそういった男性は女性に真摯ではなく楼閣で働く女性を「楽しむ相手」としか見なしておらず、男性の想いと女性の想いは食い違っています。

詳細はこれから見られるかもしれない方の為にも詳しくは書かずにおきますが、映像は昭和ですから多少カラーも古く見えてしまいますが逆にそこが良かったです。古き良き時代という感じですね。そして昭和の映画は圧があると言いますか、印象的な作品が多い気がします。監督のカラーが出ているせいかもしれません。

昭和映画を見ていますが、実はもう1つ見ています。初めて見ましたが「ファンシィダンス」という映画。タイトルも覚えていましたが見てはいなかったんです。内容は修行をしているお坊さんを目指す青年達の青春という感じ。主演は本木雅弘さんですが若いですしとても奇麗な顔立ちですよね。出演されている竹中直人さんも若く、ここから周防正行監督の映画作品の常連になったんだと思ったり。
彦摩呂さんも若く痩せていらっしゃいます(笑)漫画が原作なんですが「陰陽師」を書かれている岡野玲子さんの原作です。この映画まで話すともう今日のブログはかなり長いので止めておきますが、周防監督のデビュー作ですし原作に忠実なんでしょうが個人的にちょっと消化不良な感じでした。3本の映画を見てお勧めするなら「陽暉楼(ようきろう)」でしょうか。何も考えずに見られるのは「塀の中の懲りない面々」です。藤竜也さんのナチュラルな筋肉美がお勧めです。

最近、新しく本を3冊買いましたが読めていません。老眼がネックとなってきました。
長い夜は映画と読書を楽しもうと思っていますが本を開くと目が潰れてしまうのでなかなか読めていません。
読みたい本でも老眼が邪魔をする…ウムム。そして目から涙が出るという(遠い目)

秋が過ぎ冬になってきました。11月が終わりそうになったら途端に急に寒さが増してきました。
風邪をひかれませんように、皆様お気を付け下さいね。

本日もお読み頂き有難うございました。感謝致します。

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