2012年04月07日
彩雲国物語
昨日はちょっと本を読みふけっていて
ブログの更新に手が回りませんでしたorz
皆様、おはようございます〜
さて、私が買って読みふけっていた本というのがですね
【彩雲国秘抄 骸骨を乞う 】です。
ちょっぴりネタバレ?な部分が記事にあるので、もし作品をご存じでネタバレいやだな、
って人はそっとブラウザ閉じちゃってください〜><
これはですね、角川ビーンズ文庫から発売され、昨年遂に完結を迎えた【彩雲国物語 】
の原作完結後の物語全6編からなる短編集です。
彩雲国物語をご存知ない方がほとんどだと思うので、おおまかな原作の流れを説明しますね。
(といってもかなり原作が長いので大雑把にはしょっていますが^^;)
物語は、名家紅家(こうけ)の姫、紅 秀麗(こう しゅうれい)が
まったく仕事をしないバカ王紫 劉輝(し りゅうき)の性根を叩き直す為、期限付きの妃として後宮入りしたことから始まります。
そしてそこから、王や側近達と親しくなるにつれて、以前から密かに持っていた「官吏になる」
という夢へ向かって突き進み、初の女性官吏となり、活躍してゆく!
といった感じです。詳しくはwikiに掲載されてます。
(多分真面目に説明すると記事の長さが大変な事になるので・・)
まあはじめ〜中盤まではよくある少女物のライトノベルのノリで、
主人公の秀麗と王、そして美形の側近たちが活躍する結構爽快な物語なのですが、
中盤以降から雰囲気ががらりと変わり、
所謂【綺麗ごとだけでは、世の中は回っていかない】
という事を知っている大人なキャラクター達が多数登場し、主人公たちに向き合って、相対していきます。
主人公たちが【今まで正しいと思ってやってきたこと】それは【本当に正しい事だったのか】
皆が共感するような、わかりやすい【正義】だとか【愛】、
・・・政治という場で、そんなものにどれだけの価値が有るのか等、
主人公達の行動を真っ向から否定してくる展開もあり、
終盤の展開ではファンの間でも意見が賛否両論分かれています。
まあ、結局ビーンズ文庫から発売された最終巻は一応皆幸せ大団円を迎えたのですが・・!!
この【彩雲国秘抄 骸骨を乞う 】は、そんな幸せ大団円を彼方に吹っ飛ばして行く様な内容でした^^;
彩雲国物語のキャラ達のその後・・最期についても綴られており、
決してアンハッピーENDではないのですが、全体的に重苦しい雰囲気が続きます。
私は正直、続編が発売されるなら幸せな大団円の後のほのぼのした後日談が読みたかったのですが、
これはこれで楽しめました!
登場人物が皆いい具合に性格ねじくれていて・・、
明るく素直、天然な王様とばかり思っていた王が実は薄暗い闇を心に抱えていたという
事実も判明したりして・・なんかいつの間にか読みふけっていました。
原作をある程度知っていて、後半の展開を受け入れられる方だったら
買って読んでみて損はないと思います〜(*^^*)
また、彩雲国を今まで知らなかったという方も、おススメの本のうちの
1つなので、一度手に取っていただけたらな〜と思います。
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皆様、おはようございます〜
さて、私が買って読みふけっていた本というのがですね
【
ちょっぴりネタバレ?な部分が記事にあるので、もし作品をご存じでネタバレいやだな、
って人はそっとブラウザ閉じちゃってください〜><
これはですね、角川ビーンズ文庫から発売され、昨年遂に完結を迎えた【彩雲国物語 】
の原作完結後の物語全6編からなる短編集です。
彩雲国物語をご存知ない方がほとんどだと思うので、おおまかな原作の流れを説明しますね。
(といってもかなり原作が長いので大雑把にはしょっていますが^^;)
物語は、名家紅家(こうけ)の姫、紅 秀麗(こう しゅうれい)が
まったく仕事をしないバカ王紫 劉輝(し りゅうき)の性根を叩き直す為、期限付きの妃として後宮入りしたことから始まります。
そしてそこから、王や側近達と親しくなるにつれて、以前から密かに持っていた「官吏になる」
という夢へ向かって突き進み、初の女性官吏となり、活躍してゆく!
といった感じです。詳しくはwikiに掲載されてます。
(多分真面目に説明すると記事の長さが大変な事になるので・・)
まあはじめ〜中盤まではよくある少女物のライトノベルのノリで、
主人公の秀麗と王、そして美形の側近たちが活躍する結構爽快な物語なのですが、
中盤以降から雰囲気ががらりと変わり、
所謂【綺麗ごとだけでは、世の中は回っていかない】
という事を知っている大人なキャラクター達が多数登場し、主人公たちに向き合って、相対していきます。
主人公たちが【今まで正しいと思ってやってきたこと】それは【本当に正しい事だったのか】
皆が共感するような、わかりやすい【正義】だとか【愛】、
・・・政治という場で、そんなものにどれだけの価値が有るのか等、
主人公達の行動を真っ向から否定してくる展開もあり、
終盤の展開ではファンの間でも意見が賛否両論分かれています。
まあ、結局ビーンズ文庫から発売された最終巻は一応皆幸せ大団円を迎えたのですが・・!!
この【
彩雲国物語のキャラ達のその後・・最期についても綴られており、
決してアンハッピーENDではないのですが、全体的に重苦しい雰囲気が続きます。
私は正直、続編が発売されるなら幸せな大団円の後のほのぼのした後日談が読みたかったのですが、
これはこれで楽しめました!
登場人物が皆いい具合に性格ねじくれていて・・、
明るく素直、天然な王様とばかり思っていた王が実は薄暗い闇を心に抱えていたという
事実も判明したりして・・なんかいつの間にか読みふけっていました。
原作をある程度知っていて、後半の展開を受け入れられる方だったら
買って読んでみて損はないと思います〜(*^^*)
また、彩雲国を今まで知らなかったという方も、おススメの本のうちの
1つなので、一度手に取っていただけたらな〜と思います。
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