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2020年08月08日

8月8日 今日のクラシック音楽作品

チャイコフスキー:序曲『1812年』





1759年8月8日 カール・ハインリヒ・グラウン(作曲家)没
1857年8月8日 セシル・シャミナード(作曲家、ピアニスト)誕生
1882年8月8日 チャイコフスキー:序曲『1812年』初演
1891年8月8日 アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリニスト)誕生
1929年8月8日 ヨゼフ・スーク(ヴァイオリニスト)誕生
1905年8月8日 アンドレ・ジョリヴェ(作曲家)誕生
1950年8月8日 ニコライ・ミャスコフスキー(作曲家)没
1968年8月8日 フリッツ・シュティードリー(指揮者)没

 序曲『1812年』変ホ長調 作品49は、ピョートル・チャイコフスキーが1880年に作曲した演奏会用序曲。タイトルの「1812年」はナポレオンのロシア遠征が行われた年である。大序曲『1812年』、荘厳序曲『1812年』、または祝典序曲『1812年』などと呼ばれることもある。チャイコフスキー自身は決して精魂を込めて書き上げた作品とは受け止めてはいなかったものの、歴史的事件を通俗的に描くという内容のわかりやすさによって、人々に大いに喜ばれる作品となった。
 『1812年』は1882年8月8日、建設中の救世主ハリストス大聖堂で開かれたモスクワ芸術産業博覧会が主催するコンサートに於いて、イッポリト・アリターニの指揮により初演された。「イタリア奇想曲」とともにプログラムに載ったこの新作は、当時の新聞批評では凡作だと片づけられた。
 転機は1887年3月17日に行われたサンクトペテルブルクでの再演で、チャイコフスキー自身の指揮によるこの演奏はチャイコフスキー自身が「完全な成功、大満足」と日記に記すほどの成功を収めた。11月にモスクワでの再演と三度目の演奏がともにチャイコフスキーの指揮で行われたあと、1888年に入って早々チャイコフスキーはヨーロッパ各地に演奏旅行に出かける。1888年2月のベルリンでのコンサートでは当初幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』がプログラムに入っていたが、ハンス・フォン・ビューローらが『フランチェスカ・ダ・リミニ』を『1812年』に差し替えるよう強く要望した。チャイコフスキーはベルリンに続いてプラハでの初演を指揮した。(Wikipediaより抜粋)







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