８月３日　今日のクラシック音楽作品: 音楽聞くだけ

2020年08月03日

８月３日　今日のクラシック音楽作品

ロッシーニ：オペラ『ウィリアム・テル』

1778年8月3日　ミラノ・スカラ座　新劇場落成
1829年8月3日　ロッシーニ：オペラ『ウィリアム・テル』初演
1884年8月3日　ルイス・グルーエンバーグ（作曲家、ピアニスト）誕生
1998年8月3日　アルフレート・シュニトケ（作曲家）没

　『ウィリアム・テル』（仏 - Guillaume Tell）は、ジョアキーノ・ロッシーニ作曲による4幕構成のグラントペラ。フリードリヒ・フォン・シラーによる戯曲『ヴィルヘルム・テル』を原作としている。リブレットはフランス語で書かれているため、『ギヨーム・テル』と表記されるべきだが、日本では『ウィリアム・テル』と表記することが多い。この作品をフランス・オペラに適合させるため、いつもは速筆のロッシーニが5ヵ月もかかって作曲した。初演は1829年8月3日、王立音楽アカデミー劇場で行われた。このオペラを作曲したのを最後にロッシーニは30年以上にわたる引退生活に入った。
　『ウィリアム・テル序曲」は、1829年にジョアキーノ・ロッシーニが作曲したオペラ『ギヨーム・テル（ウィリアム・テル）』のための序曲。その序曲が日本で一般に『ウィリアム・テル序曲』と呼ばれている。特に第4部はコンサートやレコーディングの際の演奏曲目としてよく取り上げられているほか、ラジオやテレビなど、さまざまな場面で使用されている。映画『時計じかけのオレンジ』や『大英雄』では、序曲の一部が重要な場面で使われている。
　ロッシーニは『セビリアの理髪師』に見られるように、オペラの序曲についてはこれまでに作曲した他の作品から転用したりすることも決して少なくなかった。しかしこの曲は新しく作っただけではなく、ソナタ形式を使わずに四つの部分が続けて演奏されるという、独創的な構成を与えている。（Wikipediaより抜粋）