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2021年05月07日

5月7日 今日のクラシック音楽

ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115

【出来事(初演・誕生・逝去)】
1824年5月7日 ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱付き」作品125 初演
1833年5月7日 ヨハネス・ブラームス(作曲家、ピアニスト、指揮者)誕生
1840年5月7日 ピョートル・チャイコフスキー(作曲家)誕生
1942年5月7日 フェリックス・ワインガルトナー(指揮者・作曲家)没
1956年5月7日 レオポルト・ウラッハ(クラリネット奏者)没

【音楽作品の説明】
 ヨハネス・ブラームスのクラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115は、彼の晩年に完成された、ブラームスを代表する室内楽曲の1つである。
 1891年の夏にバート・イシュルで作曲された。姉妹作の《クラリネット三重奏曲 イ短調》作品114と同時期の作品である。ブラームスは夏の時期に様々な避暑地を訪れていたが、何度か訪れていたこの避暑地以上に快適な土地はないとして、前年からその地で夏を過ごすようになっていた。バート・イシュル滞在中にブラームスは興が乗り、珍しく速筆で作品を仕上げている。
 この2曲の初演は非公開を前提に、マイニンゲン公の宮廷において11月24日に行われた。演奏者は、クラリネット奏者のリヒャルト・ミュールフェルトとヴァイオリニストのヨーゼフ・ヨアヒム並びにマイニンゲン宮廷管弦楽団の団員たちであった。このときと同じ顔ぶれによる公開初演は、ベルリンにおいて12月10日に行われ、熱狂的な反響を得て全曲が繰り返し演奏された(ただしその2日後の上演は、評価が芳しくなかったという)。とうとう1892年1月5日にウィーン初演が行われた。このときの演奏者は、シュタイナーというクラリネット奏者と、ロゼー四重奏団であった。それから15日遅れで、ミュールフェルトとヨアヒム四重奏団もウィーンで上演を行って大成功を収め、無条件で称賛の念を表す批評で占められた。
 ブラームスは、《クラリネット五重奏曲》のあまりの評価の高さに対して、「自分は《三重奏曲》の方が好きだ」と言っている。しかしながら《五重奏曲》はブラームスの暖かい秀作であり、楽章ごとに凝縮された内容と明晰な構成が見受けられる。
 レオポルト・ウラッハ(1902年2月17日 - 1956年5月7日)は、オーストリアのクラリネット奏者。
 ウィーン生まれ。1917年からウィーン音楽院でフランツ・バルトロミーとヴィクトル・ポラチェク(ともにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者)に師事。1923年に優等で卒業。1928年からウィーン国立歌劇場およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団管楽器アンサンブルの主宰を務め、1930年からは母校で教鞭もとった。ウィーンにて没。
 ウィンナホルンのゴッドフリード・フォン・フライベルク、フルートのハンス・レズニチェック、オーボエのハンス・カメシュ、ファゴットのカール・エールベルガーらとともに、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の最盛期を支えた。(Wikipediaより抜粋)

モーツァルト&ブラームス:クラリネット五重奏曲 [ ウラッハ ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団 ]







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