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2021年04月25日

4月25日 今日のクラシック音楽

プッチーニ:オペラ『トゥーランドット』




【今日の出来事】

1779年4月25日 ハイドン:オペラ『真の貞節』Hob.XXVIII:8 初演
1894年4月25日 フォーレ:歌曲集『優しい歌』作品61 初演
1926年4月25日 プッチーニ:オペラ『トゥーランドット』初演

 『トゥーランドット』は、フランソワ・ペティ・ド・ラ・クロワが1710年〜1712年に出版した『千一日物語』(『千一夜物語』とは別の作品)の中の「カラフ王子と中国の王女の物語」に登場する姫の名前であり、また、その物語を基にヴェネツィアの劇作家カルロ・ゴッツィが1762年に著した戯曲、および、それらに基づいて作曲された音楽作品である。該当する音楽作品は複数存在するが、これらのうち最も有名なのは、ジャコモ・プッチーニが作曲、彼の1924年の没後遺された未完部分にフランコ・アルファーノの補作を経て、1926年にイタリア・ミラノで初演された3幕物のオペラである。
 1926年4月25日、ミラノ・スカラ座にてオペラ『トゥーランドット』は幕を開けた。
 初演は、イタリアにとっての国家的イヴェントと見做され、当初はオペラ愛好家でもあるベニート・ムッソリーニ首相も臨席する予定であったが、当時国家元首の臨席時に演奏されることとなっていたファシスト党党歌「ジョヴィネッツァ」の開演前での演奏をトスカニーニが拒絶したことから、ムッソリーニがミラノにいたにもかかわらず出席取止めとなっている。
 初日当夜、プッチーニによる作曲部分が終わったところ(リューの自刃の場面)でトスカニーニは突然指揮を止め、聴衆に「マエストロはここまでで筆を絶ちました」と述べて舞台を去り、幕が慌ただしく下ろされた。2夜目になって初めてアルファーノ補作部分(上述の如くトスカニーニによるカット処理後)が演奏された。プッチーニ亡き後、イタリア・オペラ界における最大の権威はトスカニーニに存することが如実に示されたエピソードであった。(Wikipediaより抜粋)


プッチーニ:歌劇≪トゥーランドット≫ [ ヘルベルト・フォン・カラヤン ]






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