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2021年03月16日

3月16日 今日のクラシック音楽

マーラー:さすらう若者の歌




【今日の出来事】

1869年3月16日 ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ『ハンガリー万歳!』作品332 初演
1870年3月16日 チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』初演
1878年3月16日 リムスキー=コルサコフ:トロンボーンと吹奏楽のための協奏曲 初演
1896年3月16日 マーラー:さすらう若者の歌 初演
1904年3月16日 エルガー:序曲『南国にて』作品50 初演
1911年3月16日 ムソルグスキー:オペラ『ソローチンツィの定期市』初演
2003年3月16日 ローター・コッホ(オーボエ奏者)没

 『さすらう若者の歌』(または「さすらう若人の歌」とも )は、グスタフ・マーラーの歌曲集のうち、統一テーマによって作曲された最初の連作歌曲集である。低声とピアノ(もしくはオーケストラ)伴奏のために作曲されている。マーラー自身の悲恋に触発されて作曲されたものと広く信じられてきた。マーラーの最も有名な作品の一つとなっている。
 本作の成立史は複雑で、跡付けがしにくい。どうやら1884年12月には着手され、1885年には完成していたらしい。しかしながら、おそらく1891年から1896年にかけて大幅に改訂を行なっている。1890年代初頭にはピアノ伴奏の原曲にオーケストレーションを施している。こうした成り行きから、現存する資料ごとにさまざまな食い違いが認められる。
 マーラー自身の作詞によるが、マーラーお気に入りのドイツ民謡集『子供の魔法の角笛』に影響されており、第1曲は実際に『子供の魔法の角笛』の "Wann mein Schatz"を下敷きにしている。
 曲名は日本語では「さすらう若者の歌」と訳されているが、ドイツ語の “ein Geselle” とは、フリッツ・シュピーグルが指摘しているように、「マイスター(親方)」の称号を取得するために、ドイツ語圏を広く渡り歩いた職人のことを指している。親方の称号を手に入れられずにいるベテラン職人のことも言うため、必ずしも「若人」とは限らない。このような遍歴職人は徒弟と親方の中間に当たり、伝統的に各地のさまざまな親方の下で日雇いで修行を積んだ。したがって、より適切な日本語訳は「遍歴職人の歌」となろう。(Wikipediaより抜粋)

マーラー:さすらう若人の歌、リュッケルト歌曲集&亡き子を偲ぶ歌 [ ゲルハーヘル ナガノ&モントリオール響 ]






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