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2021年02月14日

2月14日 今日のクラシック音楽

ボロディン:交響曲第2番

【今日の出来事】

1711年2月14日 ヘンデル:オペラ『リナルド』HWV 7a/7b 初演
1816年2月14日 ジャン・ポール・マルティーニ(作曲家)没
1860年2月14日 ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ『加速度円舞曲』作品234 初演
1877年2月14日 ボロディン:交響曲第2番 初演
1880年2月14日 フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番 ハ短調 作品15 初演
1987年2月14日 ドミトリー・カバレフスキー(作曲家)没





 交響曲 第2番 ロ短調は、アレクサンドル・ボロディンが歌劇『イーゴリ公』と同じく1869年に着手された交響曲。この2曲の作曲は長引いて手間取った。ボロディンは、オペラにするつもりで準備済みであった素材のいくつかをこの交響曲に転用し、曲調と音色の結びつきを強めた。
 交響曲が1877年になって完成すると、ボロディンはこれを「勇者Épique 」と呼んだ。実際のところこの作品は、とりわけ第1楽章において、峻烈な勇壮さで貫かれており、第1楽章の「勇壮な」主題が作品中を循環している。その他の楽章も典型的なロシア風の色彩に染められている。特にアンダンテ楽章は旋律が優れており、休止なくフィナーレへとなだれ込む。
 1877年にエドゥアルド・ナープラヴニークの指揮によってサンクトペテルブルクで初演されたが、真の成功には程遠かった。その後ボロディンが管弦楽法に多少の手を入れ、1879年にリムスキー=コルサコフの指揮によって初演されると、今度は成功することができた。1882年には交響曲第3番の作曲に着手したが、これは歌劇『イーゴリ公』と同じく、作曲者の死により未完成のままで遺され、どちらもリムスキー=コルサコフとグラズノフの手により補筆・完成されることになった。(Wikipediaより抜粋)






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