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2021年02月03日

2月3日 今日のクラシック音楽

フォーレ:付随音楽『ペレアスとメリザンド』組曲 作品80

【今日の出来事】

1809年2月3日 フェリックス・メンデルスゾーン(作曲家)誕生
1823年2月3日 ロッシーニ:オペラ『セミラーミデ』初演
1844年2月3日 ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』作品9 初演
1901年2月3日 フォーレ:付随音楽『ペレアスとメリザンド』組曲 作品80 初演





 『ペレアスとメリザンド』は、ガブリエル・フォーレが作曲した劇付随音楽、およびその抜粋による管弦楽組曲(作品80)。現在では、組曲による演奏が一般的である。
 モーリス・メーテルリンクの戯曲『ペレアスとメリザンド』は1893年にパリで初演され、1895年にはロンドンで上演された。イギリスの女優パトリック・キャンベルはこの戯曲を英訳して上演するために、1898年3月から4月にかけてロンドンに滞在していたフォーレに音楽を依頼する。
 音楽は1898年5月の実質1ヶ月間で作曲し、オーケストレーションについては弟子のシャルル・ケクランに委ねた。このときフォーレはケクランに対し、細かく指示を与えている。
 1898年6月21日、ロンドンのプリンス・オブ・ウェールズ劇場で英訳による上演が行われ、音楽はフォーレ自身の指揮によって初演された。音楽全体は19の小品からなっている。
 1898年から1900年秋にかけて、フォーレは『ペレアスとメリザンド』の付随音楽から「前奏曲」「糸を紡ぐ女」「メリザンドの死」の3曲を選んで管弦楽用の組曲とした。このとき、ケクランによるオーケストレーションに手を入れ、オリジナルの室内オーケストラ用から二管編成用に拡大した。
 組曲版は1901年2月3日、カミーユ・シュヴィヤール指揮コンセール・ラムルー管弦楽団によって初演された。フォーレはこの初演が不満だったらしく、妻に宛てた手紙に「糸を紡ぐ女はとにかく速すぎる。」と書いている。しかし、「糸を紡ぐ女」は好評で、初演時にアンコールされている。その後、さらに「シシリエンヌ」「メリザンドの歌」の2曲を加えて5曲編成とした。(Wikipediaより抜粋)





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