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2021年01月13日

1月13日 今日のクラシック音楽

プロコフィエフ:交響曲第5番 変ロ長調 作品100

【今日の出来事】

1775年1月13日 モーツァルト:オペラ『偽の女庭師』初演
1864年1月13日 スティーブン・フォスター(作曲家)没
1866年1月13日 ヴァシリー・カリンニコフ(作曲家)誕生
1899年1月13日 田谷 力三(テノール歌手)誕生
1944年1月13日 ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ 初演
1945年1月13日 プロコフィエフ:交響曲第5番 変ロ長調 作品100 初演
1971年1月13日 アンリ・トマジ(作曲家、指揮者)没
1973年1月13日 ファン・ディエゴ・フローレス(テノール歌手)誕生





 交響曲第5番 変ロ長調 作品100は、ソビエト連邦の作曲家セルゲイ・プロコフィエフが作曲した交響曲である。プロコフィエフの作品の中でも最も人気のある作品のひとつである。
 プロコフィエフは元来政治には無関心であったが、1941年にヒトラー率いるドイツ第三帝国が独ソ不可侵条約を一方的に破棄してソ連に攻め入る現実を見て、かつてない祖国愛に目覚めたという。そして作曲家として何らかの形で祖国に貢献する道や方法を考え始め、こうした状況下で生まれたのがこの交響曲第5番であった。
 作曲は1944年に、モスクワ郊外のイヴァノヴォにある作曲家たちの山荘で一気呵成に行われ、わずか1ヶ月あまりでピアノ・スコアが書かれ、さらに続く1ヶ月でオーケストラのスコアが完成されたという。なお、この交響曲第5番がさらにプロコフィエフを刺激・鼓舞した背景には、作品番号が100という、プロコフィエフにとっては運命的な意味を持つ番号になった点があり、普段よりも増して意欲的に作曲に取り組んでいたようである。数字から見ても、どこか記念的な意味が隠されているようにも思える。
 初演は1945年1月13日、モスクワのモスクワ音楽院大ホールにて、プロコフィエフ自身の指揮とモスクワ国立交響楽団の演奏で行われ、ソヴィエト全域にわたってラジオで中継された。(Wikipediaより抜粋)




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