１０月２５日　今日のクラシック音楽: 音楽聞くだけ

2020年10月25日

１０月２５日　今日のクラシック音楽

ブラームス：交響曲第4番ホ短調作品98

【今日の出来事】

1825年10月25日　ヨハン・シュトラウス2世（作曲家）誕生
1838年10月25日　ジョルジュ・ビゼー（作曲家）誕生
1864年10月25日　アレクサンドル・グレチャニノフ（作曲家）誕生
1875年10月25日　チャイコフスキー：ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23 初演
1885年10月25日　ブラームス：交響曲第4番ホ短調作品98 初演
1893年11月25日　レオニード・コハンスキ（ピアニスト）誕生
1895年10月25日　チャールズ・ハレ（ピアニスト、指揮者）没
1926年10月25日　ガリーナ・ヴィシネフスカヤ（ソプラノ歌手）誕生
1952年10月25日　セルゲイ・ボルトキエヴィチ（作曲家）没
1965年10月25日　ハンス・クナッパーツブッシュ（指揮者）没

　交響曲第4番ホ短調作品98は、第3交響曲完成の翌年1884年から1885年にかけてヨハネス・ブラームスが作曲した最後の交響曲。第2楽章でフリギア旋法を用い、終楽章にはバロック時代の変奏曲形式であるシャコンヌを用いるなど、擬古的な手法を多用している。このことから、発表当初から晦渋さや技法が複雑すぎることなどが批判的に指摘されたが、現在では、古い様式に独創性とロマン性を盛り込んだ、円熟した作品としての評価がなされており、4曲の交響曲の中でも、ブラームスらしさという点では筆頭に挙げられる曲である。同主長調で明るく終わる第1番とは対照的に、短調で始まり短調で終わる構成となっているが、これは弦楽四重奏曲第1番、第2番やシェーンベルクが管弦楽に編曲しているピアノ四重奏曲第1番など、ブラームスの室内楽曲では以前から見られる構成である。ブラームス自身は「自作で一番好きな曲」「最高傑作」と述べている。演奏時間約40分。　（Wikipediaより抜粋）