１０月１１日　今日のクラシック音楽: 音楽聞くだけ

2020年10月11日

１０月１１日　今日のクラシック音楽

ショパン：ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11

【今日の出来事】

1830年10月11日　ショパン：ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11 初演
1888年10月11日　エミール・ボーンケ（ヴィオリスト、作曲家、指揮者）誕生
1896年10月11日　アントン・ブルックナー（作曲家）没
1897年10月11日　レオン・ボエルマン（作曲家）没
1942年10月11日　レオニード・ニコラーエフ（ピアニスト、作曲家）没
1976年10月11日　ヴェルナー・ハース（ピアニスト）没

　フレデリック・ショパン作曲のピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11は、1830年に完成された。ドイツ出身のピアニスト・作曲家で、ショパンが一時弟子入りを考えていたフリードリヒ・カルクブレンナーに献呈された。
　第1番とあるが、実際は2番目に作られている。最初に書きあげたヘ短調協奏曲を1830年3月17日にワルシャワでのプロデビュー演奏会で初演したのちに作曲に取りかかった。
　そして同年の10月11日、ウィーンへ出発する直前に行われたワルシャワでの告別演奏会においてショパン自身のピアノ独奏により初演された。その後、1832年2月26日のパリデビューでの演奏会でも演奏されて好評を博したために出版の運びとなったことが翌1833年の初版に記されている。カルクブレンナーにこの曲を献呈したのも、パリデビューに尽力してくれたことへの感謝のためであった。その後もショパンは演奏会でもっぱらこの曲を演奏し、弟子たちにも練習させた。このことから、この曲を第1番として最初に出版したのはショパンがこの曲を自信作だとみなしていたからだと考えられる。（Wikipediaより抜粋）