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2020年06月09日
今日のクラシック音楽作品
シューマン:チェロ協奏曲イ短調作品129
1860年6月9日 シューマン:チェロ協奏曲イ短調作品129 初演
1865年6月9日 カール・ニールセン(作曲家)誕生
1886年6月9日 山田 耕筰(作曲家、指揮者)誕生
シューマンは早い時期からピアノ独奏と管弦楽のための協奏的作品に取り組んでいるが、変ホ長調(1828年)、ヘ長調(1829年 - 1831年)、ニ短調(1839年)などはいずれも未完である。完成されたものとしては、ピアノ協奏曲(作品54)、『序奏とアレグロ・アパッショナート(ピアノ小協奏曲とも)』(作品92)、『序奏と協奏的アレグロ』(作品134)などがある[182]。 ピアノ以外では、4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック(作品86)、チェロ協奏曲(作品129)、ヴァイオリン独奏と管弦楽のための幻想曲(作品131)及びヴァイオリン協奏曲(WoO 23)があり、池辺晋一郎は、「そんなふうに言われることはあまりないが、シューマンは実は協奏曲作家だ」と述べている。
チェロ協奏曲は、シューマンがデュッセルドルフに移ってまもない1850年10月に完成しているが、なぜ書かれたのかその理由ははっきりわかっていない。シューマンはかつて右手を痛めてピアニストになることを断念したとき、チェロ奏者になることも考えており、ウォーカーはおそらく多分にノスタルジーがあったからではないかとしている。初演は1860年で、シューマンの存命中には演奏されなかった。(Wikipediaより抜粋)