2012年06月07日
6月10日(日) 東京11R エプソムカップ(GV) 芝1800m 予想ポイント
6月10日(日) 東京11R エプソムカップ(GV) 芝1800m
【過去10年のデータから(JRA)】
今後の目標はさまざま、春の東京開催を締め括る一戦!
「第29回 エプソムカップ」
エプソム競馬場(イギリス)との交換競走として1984年に設立されたエプソムCは、6月24日の宝塚記念、7月8日の七夕賞からスタートする『サマー2000シリーズ』、さらには今秋以降のGI など、さまざまなレースを今後の目標とする馬が集まる一戦である。ここ2年はそれぞれ単勝1番人気馬が優勝を果たしているものの、2001年から2009年のエプソムCで単勝1番人気に推された馬の成績は〔1・2・3・3〕。2006年には単勝7番人気のトップガンジョーが優勝を果たすなど、波乱の決着となる年も珍しくないレースだ。今回は過去10年のレース結果から、傾向の変化も踏まえたうえで好走馬に共通するポイントを分析してみよう。
「4・5歳」馬に注目!
過去10年の優勝馬10頭中、2009年の6歳馬シンゲンを除く9頭は「4歳」か「5歳」の馬だった。また、「4歳」・「5歳」だった馬の好走率は「6歳」・「7歳以上」だった馬のそれを大きく上回っている。今年もまずは「4歳」・「5歳」の若い馬に注目してみたい。
人気薄で好走した馬の大半は関東馬!
過去10年の3着以内馬30頭中19頭は「関東馬」だった。また、「関東馬」の勝率・連対率・3着内率は、「関西馬」のそれらを上回っていて、「関東馬」が優勢だ。
また、単勝オッズが10倍以上だった馬について所属別成績を見ると、3着以内に好走した11頭のうち9頭は、「関東馬」だった。前評判の低い馬を比較する際は、「関東馬」を特に重視すべきなのかもしれない。
前走の“末脚”をチェック!
東京競馬場の馬場改修工事が行われた2003年以降のエプソムCで、前走がJRAの平地レースだった馬について、その上がり3ハロンタイム(推定)順位別成績を調べたところ、前走で出走メンバー中「3位以内」の上がり3ハロンタイム(推定)をマークしていた馬が、3着内率34.0%と優秀な好走率をマークしていた。前走内容を比較する際は、レース終盤の脚色が良かった馬に注目すべきだろう。
前走で先行していた馬は割り引き!?
2008年以降の3着以内馬12頭中、2008年2着のヒカルオオゾラ、2010年2着のシルポートを除く10頭は、前走がJRAの平地レースで、4コーナーの位置が「8番手以下」の馬だった。近年の傾向を重視するなら、前走で先行していた馬は割り引きが必要かもしれない。
【過去10年のデータから(JRA)】
今後の目標はさまざま、春の東京開催を締め括る一戦!
「第29回 エプソムカップ」
エプソム競馬場(イギリス)との交換競走として1984年に設立されたエプソムCは、6月24日の宝塚記念、7月8日の七夕賞からスタートする『サマー2000シリーズ』、さらには今秋以降のGI など、さまざまなレースを今後の目標とする馬が集まる一戦である。ここ2年はそれぞれ単勝1番人気馬が優勝を果たしているものの、2001年から2009年のエプソムCで単勝1番人気に推された馬の成績は〔1・2・3・3〕。2006年には単勝7番人気のトップガンジョーが優勝を果たすなど、波乱の決着となる年も珍しくないレースだ。今回は過去10年のレース結果から、傾向の変化も踏まえたうえで好走馬に共通するポイントを分析してみよう。
「4・5歳」馬に注目!
過去10年の優勝馬10頭中、2009年の6歳馬シンゲンを除く9頭は「4歳」か「5歳」の馬だった。また、「4歳」・「5歳」だった馬の好走率は「6歳」・「7歳以上」だった馬のそれを大きく上回っている。今年もまずは「4歳」・「5歳」の若い馬に注目してみたい。
人気薄で好走した馬の大半は関東馬!
過去10年の3着以内馬30頭中19頭は「関東馬」だった。また、「関東馬」の勝率・連対率・3着内率は、「関西馬」のそれらを上回っていて、「関東馬」が優勢だ。
また、単勝オッズが10倍以上だった馬について所属別成績を見ると、3着以内に好走した11頭のうち9頭は、「関東馬」だった。前評判の低い馬を比較する際は、「関東馬」を特に重視すべきなのかもしれない。
前走の“末脚”をチェック!
東京競馬場の馬場改修工事が行われた2003年以降のエプソムCで、前走がJRAの平地レースだった馬について、その上がり3ハロンタイム(推定)順位別成績を調べたところ、前走で出走メンバー中「3位以内」の上がり3ハロンタイム(推定)をマークしていた馬が、3着内率34.0%と優秀な好走率をマークしていた。前走内容を比較する際は、レース終盤の脚色が良かった馬に注目すべきだろう。
前走で先行していた馬は割り引き!?
2008年以降の3着以内馬12頭中、2008年2着のヒカルオオゾラ、2010年2着のシルポートを除く10頭は、前走がJRAの平地レースで、4コーナーの位置が「8番手以下」の馬だった。近年の傾向を重視するなら、前走で先行していた馬は割り引きが必要かもしれない。