2012年05月11日
5月13日(日) 東京11R ヴィクトリアマイル(GI) 芝1600m 予想ポイント
5月13日(日) 東京11R ヴィクトリアマイル(GI) 芝1600m
【過去10年のデータから(JRA)】
上半期のヒロイン決定戦!「第7回 ヴィクトリアマイル」
2009年のウオッカ、2010年のブエナビスタ、そして2011年のアパパネと、近年のヴィクトリアマイル優勝馬はいずれもJRAのGI・JpnI で複数回優勝経験のあった実績馬である。もっとも、創設2年目の2007年は単勝12番人気のコイウタが優勝を果たして3連単228万3960円の超高額決着となった。波乱の可能性は決して低くないレースと言えるだけに、前評判の低い馬までしっかりチェックしておきたいところだ。上半期最大の4歳以上牝馬限定レースを制し、現役を代表する女傑として初夏や秋以降のビッグレースに駒を進めるのは一体どの馬だろうか。今回は過去6年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。
前走が牡馬相手だった馬に注目!
過去6年の優勝馬6頭中、2008年のエイジアンウインズを除く5頭は前走が「牝馬限定以外」のレースだった。また、前走で「牝馬限定以外」のレースに出走していた馬の好走率は、前走が「牝馬限定」のレースだった馬のそれを大きく上回っている。「牝馬限定」のレースを前哨戦に選んだ馬よりも、牡馬やせん馬も出走可能なレースをステップに臨む馬の方が好走する確率は高いようだ。
前走も1600mだった馬が優勢!
前走の距離別成績を見ると、前走で「1600m」のレースに出走していた馬が3着内率37.5%と優秀な好走率をマークしていた。2011年の優勝馬アパパネも、前走で阪神・芝1600m外回りの読売マイラーズCに出走していた。今年も前走が今回と同じ「1600m」のレースだった馬にはしっかり注目しておこう。
前走好走馬が強い!
過去6年の3着以内馬18頭中9頭は、前走がJRAの平地レースで「2着以内」に好走していた馬だった。一方、前走がJRAの平地レースで「3着以下」に敗れていた馬は、3着内率7.4%と苦戦している。前走内容を比較する際は、前走着順が良かった馬を高く評価すべきだろう。
内めの枠に入った馬が比較的有利!
枠番別成績を見ると、「1〜3枠」の馬が3着内率27.8%と比較的高い好走率をマークしていた。「4〜8枠」からも好走馬は出ているが、どちらかと言えば内枠が有利なレースだ。
なお、「4〜8枠」だった馬のうち、4コーナーを「5番手以内」で通過した馬は好走例がなかった。真ん中から外めの枠に入り、なおかつ先行策をとりそうな馬は割り引きが必要かもしれない。
重賞ウイナーをチェック!
過去6年の3着以内馬18頭中15頭は、JRA重賞で優勝経験のある馬だった。一方、JRA重賞で優勝経験のなかった馬は、3着内率7.1%と苦戦している。今年もまずは重賞で優勝経験のある馬に注目してみたい。
なお、JRA重賞において優勝経験があった馬のうち、芝1600mのJRA重賞で優勝経験があった馬は勝率20.8%、連対率33.3%とさらに優秀な好走率をマークしていた。重賞ウイナー同士を比較する際は、今回と同じ芝1600mの重賞で優勝経験がある馬を重視すべきだろう。
馬格のない馬は割り引き!?
過去6年の3着以内馬18頭中14頭は、出走時の馬体重が「460キロ以上」だった。一方、「460キロ未満」の馬体重で出走した馬は、3着内率8.9%と苦戦している。牝馬限定のレースではあるが、小柄な馬は少々割り引きが必要かもしれない。
【予想ポイント】
(実績)
GI3着以内経験
前々走か前走で重賞初制覇(牝馬限定重賞のみ)
(ローテ)
前走が阪神牝馬S(着順不問)
前走がドバイのレース(9着以内)
前走が芝1600mの牡馬混合重賞(4着以内)
前走が福島牝馬S(1着)
(距離実績)
芝1800m以上の連対経験
(年齢)
4歳馬が有利、6歳以上は消し
【過去10年のデータから(JRA)】
上半期のヒロイン決定戦!「第7回 ヴィクトリアマイル」
2009年のウオッカ、2010年のブエナビスタ、そして2011年のアパパネと、近年のヴィクトリアマイル優勝馬はいずれもJRAのGI・JpnI で複数回優勝経験のあった実績馬である。もっとも、創設2年目の2007年は単勝12番人気のコイウタが優勝を果たして3連単228万3960円の超高額決着となった。波乱の可能性は決して低くないレースと言えるだけに、前評判の低い馬までしっかりチェックしておきたいところだ。上半期最大の4歳以上牝馬限定レースを制し、現役を代表する女傑として初夏や秋以降のビッグレースに駒を進めるのは一体どの馬だろうか。今回は過去6年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。
前走が牡馬相手だった馬に注目!
過去6年の優勝馬6頭中、2008年のエイジアンウインズを除く5頭は前走が「牝馬限定以外」のレースだった。また、前走で「牝馬限定以外」のレースに出走していた馬の好走率は、前走が「牝馬限定」のレースだった馬のそれを大きく上回っている。「牝馬限定」のレースを前哨戦に選んだ馬よりも、牡馬やせん馬も出走可能なレースをステップに臨む馬の方が好走する確率は高いようだ。
前走も1600mだった馬が優勢!
前走の距離別成績を見ると、前走で「1600m」のレースに出走していた馬が3着内率37.5%と優秀な好走率をマークしていた。2011年の優勝馬アパパネも、前走で阪神・芝1600m外回りの読売マイラーズCに出走していた。今年も前走が今回と同じ「1600m」のレースだった馬にはしっかり注目しておこう。
前走好走馬が強い!
過去6年の3着以内馬18頭中9頭は、前走がJRAの平地レースで「2着以内」に好走していた馬だった。一方、前走がJRAの平地レースで「3着以下」に敗れていた馬は、3着内率7.4%と苦戦している。前走内容を比較する際は、前走着順が良かった馬を高く評価すべきだろう。
内めの枠に入った馬が比較的有利!
枠番別成績を見ると、「1〜3枠」の馬が3着内率27.8%と比較的高い好走率をマークしていた。「4〜8枠」からも好走馬は出ているが、どちらかと言えば内枠が有利なレースだ。
なお、「4〜8枠」だった馬のうち、4コーナーを「5番手以内」で通過した馬は好走例がなかった。真ん中から外めの枠に入り、なおかつ先行策をとりそうな馬は割り引きが必要かもしれない。
重賞ウイナーをチェック!
過去6年の3着以内馬18頭中15頭は、JRA重賞で優勝経験のある馬だった。一方、JRA重賞で優勝経験のなかった馬は、3着内率7.1%と苦戦している。今年もまずは重賞で優勝経験のある馬に注目してみたい。
なお、JRA重賞において優勝経験があった馬のうち、芝1600mのJRA重賞で優勝経験があった馬は勝率20.8%、連対率33.3%とさらに優秀な好走率をマークしていた。重賞ウイナー同士を比較する際は、今回と同じ芝1600mの重賞で優勝経験がある馬を重視すべきだろう。
馬格のない馬は割り引き!?
過去6年の3着以内馬18頭中14頭は、出走時の馬体重が「460キロ以上」だった。一方、「460キロ未満」の馬体重で出走した馬は、3着内率8.9%と苦戦している。牝馬限定のレースではあるが、小柄な馬は少々割り引きが必要かもしれない。
【予想ポイント】
(実績)
GI3着以内経験
前々走か前走で重賞初制覇(牝馬限定重賞のみ)
(ローテ)
前走が阪神牝馬S(着順不問)
前走がドバイのレース(9着以内)
前走が芝1600mの牡馬混合重賞(4着以内)
前走が福島牝馬S(1着)
(距離実績)
芝1800m以上の連対経験
(年齢)
4歳馬が有利、6歳以上は消し