やわじゃないぜ中国ビジネス

義烏

と言う街が中国に有ります、アジア最大の問屋街です。

ありとあらゆる物が売ってます（問屋ですから大量購入になりますが）一時期日本の百円ショップが大量に購入していた品物の出所がここです。

今はあまりありませんが、少し前に怪しげな行商が売り歩いていた激安品（雑貨品など）もここが出所です、どれもコレも信じられないような値段で売っています、大量に仕入れて日本で売ればぼろ儲け！？最初誰もがそう思うのですが、そんな世の中甘く有りません。


ここを見て貰いたいのですが

ほんとに小さいブースに所狭しと商品が並んでいます、並んでいる商品は大体がサンプルでそのサンプルを見て納期や値段交渉をします、昔と違い今は少ない数でも交渉次第みたいですが昔は１万２万単位での取引しか出来なかった見たいです。

ここでの交渉もひどく大変で、一個１元で値段交渉したとします、じゃ１０００個買います、値段は１０００元ですねと言うと２０００元だと言います。

計算間違えてるよと言うと、間違えてない商品は１元だけど箱は別で一元だ合わせて１０００個なら２０００元だ。箱いらないのか？。。。。。（そんなワケねーだろーよぉ）




こんな調子でものすごく疲れます、信頼のおけない（初めての通訳など）中国人に仲介を頼むとさらに商品の値段が上がったりします（その中国人のマージンが加わる）。

それでも安いと思い購入します、当然ですが商品がそこには無いので別途郵送して貰うか取りに行かなければなりません。支払いは現金でその場で払います在庫が有る場合品物を確認してから支払いするので危険性は少なくなりますが、郵送の場合ほぼ間違いなくとんでもない商品が届きます。

注文と違う商品や、不良品、注文してない商品などなど、一度支払いをして商品が届いた時点でもう何を言っても相手は聞き入れません、伝票や領収書なんてクソの役にもたちません。

発送の途中で壊れたとか、梱包したときはちゃんとした商品だったとか、しまいには当店で売った商品じゃ無いとかいいだします。

よって商品を仕入れる場合信頼出来る検品要員がいないと確実に損します。