2015年08月28日
『推理小説展望』 第19回 日本推理作家協会賞受賞(1966年)著者 中島 河太郎(なかじま かわたろう)
推理小説展望 (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集)
緻密な考証と公平な視点によって、推理小説をその起原から詳説。
松本清張の登場によりジャンルとして画期的な展開を示した、昭和30年代の情勢を的確に検証し、次代の推理小説界を展望していく。
刺激的かつ網羅的なこの大冊はファン必携の推理小説の本質を知る研究書である。
著者 中島 河太郎(なかじま かわたろう)
日本のミステリー文学評論家、国文学者。鹿児島県鹿児島市生まれ。1947年に探偵新聞に連載した「日本推理小説略史」でミステリー小説評論家として名を馳せ、活動を開始する。1985年から4年間日本推理作家協会理事長を務め、ミステリー文学資料館の初代館長も務めた。1999年、第2回日本ミステリー文学大賞を受賞。1999年没。
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