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2016年03月04日

宮部みゆき『名もなき毒』2006年「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門1位受賞 





名もなき毒
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今多コンツェルン広報室に雇われたアルバイトの原田いずみは、質の悪いトラブルメーカーだった。

解雇された彼女の連絡窓口となった杉村三郎は、経歴詐称とクレーマーぶりに振り回される。

折しも街では無差別と思しき連続毒殺事件が注目を集めていた。

人の心の陥穽を圧倒的な筆致で描く吉川英治文学賞受賞作。
著者 宮部みゆき
1960年生まれ、東京・深川育ち。法律事務所勤務を経て、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。以降、「龍は眠る」で日本推理作家協会賞(92年)、「本所深川ふしぎ草紙」で吉川英治文学新人賞(同年)、「火車」で山本周五郎賞(93年)、「蒲生邸事件」で日本SF大賞(97年)、「理由」で直木賞(99年)、「模倣犯」で毎日出版文化賞特別賞(2001年)、「名もなき毒」で吉川英治文学賞(07年)を受賞。


DVDも出ています。



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