2016年02月05日
宮部みゆき『火車』1992年「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門1位受賞
火車
休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。
自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して。
なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?
いったい彼女は何者なのか?
謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。
山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。
著者 宮部みゆき
1987年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。89年「魔術はささやく」で日本推理サスペンス大賞、92年「龍は眠る」で第45回日本推理作家協会賞長編部門、同年「本所深川ふしぎ草紙」で第13回吉川英治文学新人賞、93年「火車」で第6回山本周五郎賞、97年「蒲生邸事件」で第18回日本SF大賞、99年「理由」で第120回直木賞、日本冒険小説大賞、2001年「模倣犯」で毎日出版文化賞、02年第6回司馬遼太郎賞、第52回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、07年「名もなき毒」で第41回吉川英治文学賞を受賞。
DVDも出ています。(韓国で映画化されています。)
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