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2016年01月09日

梶永正史『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』八木圭一『一千兆円の身代金』 第12回『このミステリーがすごい!』大賞受賞(2013年)





警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官
一千兆円の身代金

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『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』
警視庁捜査二課主任代理、郷間彩香。32歳、独身、彼氏なし。捜査二課で贈収賄や詐欺、横領などの知能犯罪を追う彩香は、数字に手掛かりを求めて電卓ばかり叩いているため、周囲からは“電卓女"と呼ばれている。
そんな彩香に、刑事部長から特命が下った。「渋谷で銀行立てこもり事件が発生している。至急現場に向かい、指揮をとってくれ」。犯人から、現場の指揮および交渉役を郷間に任命するように名指しされたのだ。
青天の霹靂に困惑しながらも、彩香は立てこもり現場である渋谷に急行する。

著者 梶永 正史 (かじなが まさし)
1969年、山口県長門市生まれ。神奈川県横浜市在住。 山口県立美祢工業高等学校機械科卒業。コンピューターメーカーに勤務。 第12回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2014年に『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』(宝島社)にてデビュー。

『一千兆円の身代金』
前代未聞の身代金を要求する、史上最凶の誘拐劇。
若者へ負担を押しつける日本の政治や、財政赤字への不満・不安をブログで訴える平岡ナオト。
彼のもとに保育士や大学生らが集まり、ある計画がスタートする。
やがて、元首相の孫にあたる小学生が誘拐される事件が発生。
犯人「革命係」からの要求は、財政赤字の見直し、もしくは一千兆円の身代金だった!
政府、マスコミ、国を巻き込んだ事件の行方は……。
警視庁は捜査一課特殊犯係を直ちに全国に派遣し、国家の威信をかけた大捜査網を展開させる。やがて捜査陣は、あるブログを見つけるが…。

著者 八木 圭一 (やぎ けいいち)
1979年、北海道十勝生まれ。横浜国立大学経済学部国際経済学科卒業。雑誌編集者を経て、2015年現在はコピーライター。




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