2015年12月25日
「カラマーゾフの兄妹」【改題】『カラマーゾフの妹』第58回江戸川乱歩賞受賞(2012年)著者高野 史緒(たかの ふみお)
カラマーゾフの妹
カラマーゾフ事件から十三年後。
モスクワで内務省未解決事件課の特別捜査官として活躍するカラマーゾフ家の次男、イワンが、事件以来はじめて帰郷した。
兄ドミートリーの無罪を証明し、事件の真相を確かめたい。
ロシアでまだ誰も試みたことのない大胆な捜査方法を使い、再捜査を開始するイワンだったが、そこにまた新たな事件が起こり――。
十三年前の真犯人は誰なのか。
新たな事件は誰が、何のために起こしているのか、そして、謎解きの向こうに見えてくるものとは。
息詰まる展開、そして驚愕の結末!
著者 高野 史緒
1966年茨城県生まれ。茨城大学卒業。
お茶の水女子大学人文科学研究科修士課程修了。
1995年、第6回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作『ムジカ・マキーナ』でデビュー。著書に『アイオーン』、『赤い星』など。編書に『時間はだれも待ってくれない 21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集』(東京創元社)がある。2012年、本書で第58回江戸川乱歩賞を受賞。
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