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2020年01月28日

「桜降る代に決闘を」公式ブログ「桜降る代に小噺を」のススメ

みなさんこんにちは、ちゃっぴーです。この記事は、公式ブログ「桜降る代に小噺を」の楽しみ方を紹介する記事となります。ふるよにの公式ブログは、他のゲームと比べても内容の記事が幅広く、また記事の内容が非常に面白いです。個人的には、ふるよにの魅力の三割は公式ブログにあると思っています。(小説:桜降る代の神語り含め)

そんな公式ブログについて、今回は「カード更新」記事に関して紹介します。
そもそも「カード更新」記事とはなんぞやというと、ふるよにでは拡張が発売されるたびに一部カードの効果が変更・調整されます。なぜ変更するかというと、あるメガミorカードが強力すぎて大会の場においてそのメガミorカードを使う人が極端に多かったり、逆に弱すぎるためにほとんど使われなかったりすることがあり、使用率を均等にするために行われます。
もちろんほかのゲームでもこの手のカード調整は行われますが、ふるよにの場合「なぜそのカード調整が行われたか?」ということをとにかく丁寧に、また理論立てて書かれており、読むのがとても面白いためです。特にバランス調整の理念は明文化されており、それだけで8000文字強の記事になっています。(バランス調整理念2.0)
具体的に、以下の点が面白い点になります。

1 カード調整の目的・コンセプトが明記されている
「今回はこのようなコンセプトで、このような点に着目して調整しました」というのが前文に書かれています。また、文章全体もその論拠に基づいて書かれており、読んでいて分かりやすいです。

2 各メガミ毎に考察がなされている
カード調整が来なかったメガミに対してもなぜ来なかったか書かれています。個人的にシーズン1とシーズン2でクルルが不発弾的な扱い(現状暴れてないがいつどこかで爆発するか分からない)を受けてるのが好きです。

3 なぜそのカードが調整されたのか書かれている
そのメガミを調整するために、他のカードでなくそのカードを選んだ理由が書かれています。ふるよには各メガミのカードプールが11枚と少ないため、一枚一枚に対して考察することが可能なのです。例えば他のメガミとの噛み合わせが良かったり、その1枚を解決することでデッキ全体の力が底上げ(もしくは適正な能力に下がる)したりなどがあります。

4 単純な性能調整だけでなく、「そのメガミで得られるゲーム体験」を重視している
例えばシーズン4からシーズン5に行われたユリナのカード調整では、事前に検討されていた柄打ち・乱打ではなく、(不完全)浦波嵐・足捌きが修正されました。これは、ユリナのゲーム体験として火力をなるべく下げず、万能性を減らすことから来ています。

以上になります。
文章作成の見本としても役立てる程まとまっていて分かりやすい文章なので、是非一度見てみてください。

<関連リンク>
『ふるよにの世界観が好きな方』への記事一覧
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