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2019年01月21日

歳女。

神楽町の、中心地に、神楽町を、統制する、福の神達が暮らしていますが、

毎年毎年、干支の様に、歳男、歳女との、当番がありました。

順番待ちではなく、神楽が杜の、神社で、下半期の7月に入ると、来年度にふさわしいものが、歳神になる、と、福の神達が、クジ引きで、決められて、

9月に町民に発表。。。
その年は、歳神が栄える年になりますので、笑〜が歳神の時は、津々浦々、たくさんの美しくなりたい女性や、魅力を売りにする有名人であふれました。
神楽町のみならず、福の神達が行う神事は、よその街の人や、海外の人も来るので、
一般的な参拝客は、富〜か、笑〜の、
お金や、美容や、魅力の歳神になるのを祈る人が、圧倒的に多いので、富〜や笑〜は大変でしたし。また、ラブの歳神の時は、

婚活男女であふれたり、結婚する幸せな2人や夫婦であふれていたり。歳神が、ラブの歳に結婚するのは、非常に縁起がよいと言われましたし。

また、歳神が、女性の場合は、乙女歳になり、

8月のお盆の時期に、お盆みたいな、亡くなられた方々をお弔いする、
十六夜記念という期間が、ありますが、

乙女歳の年回りは、神楽町の、大きな流れの十六夜川に、たくさんの花を、死者に捧げる為に、15日の夜ふけに、参拝客が、流して、
いったん、何時間か、川のまわりを封鎖して、聖域にし、
16日の未明に、歳女が流した花を拾った人が、幸せになる、という伝説の美しい伝統行事でしたが、

どれが、歳女が流した花かは、わかりませんが、ヒントは、歳女が好きな花であり。

笑〜は、薄ピンクの芍薬、ラブは薔薇。。。その他、カサブランカや、母親が、蘭など、女性福の神は、それぞれ、自分の決まった自分の大好きな花をたくさんの、

流れていく花のなかに、そっと、
流すのでした。

いろいろ、最初に花を拾った人が、幸せになる、とすると、
封鎖を解いた時に、人が殺到するのは美しくないので、
ゆるやかに流れる川の、
どれが、どれだか。わからない、ウキウキ。。。という傾向にしました。

まるで、花嫁さんの、ブーケトス。

歳神になると、あれやこれやと、大変ではありますものの、ボーナスはじゃんじゃん入ってきてあふれるし。

その歳が、自分の神に輝くし。

だいたいの、女性は、笑〜に、歳神になってくれ、と、リクエストがありますが、
お料理、飲食店、主婦の料理上手を目指す人は、タチバナだし。受験生や、ノーベル賞を目指す人は、柊だし。運輸関係者や、レーサーは、大蔵だし。

だけどなー、僕は、お金がいいかな、なんでも買えるしな。。
富〜が、歳神になりますように!!!
福の神の神事を手伝うシュナ坊は、いつも密かにそう思いました。シュナ坊は、富〜の、神事を手伝うと、
アシスタント料として、たくさんのお年玉や、ご祝儀をいただきます。

スゲー。すげ。。。でも、笑〜が、貯金する、と、管理し、シュナ坊に、通帳を見せるのでした。



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