2019年01月14日
チイチャンダ。
ヴィーナスが、笑〜に、仕事のデザインを持って行くので、今日は福の神ンチにおじゃまするんだー、と、クラスメイトの、シーズーのボタンに言いました。
「あたしも行きたいな〜〜、一緒に行っていい?シュナ坊も、福の神様ンチに住んでるんでしょう。皆んなで遊ぼうよーー。」シッポをフリフリして、ボタンが言いました。
「福の神んちは、福の神が許可した人しか入れないけど、ボタンならいいんじゃない。神楽町の子供だし。でも、キチンとお母さんに遊びに行くって言ってきなよ。」シュナ坊が言いました。
シュナ坊が、
笑〜に、ボタンを、福の神の棲家に入れるようにしておくように頼んどくから、キチンと、家の人に、遊びに行く、と、ボタンは、言いに、いったん、家に帰りましたが、
ボタンのお母さんは、福の神様のおウチにお伺いするなんて、なんて、畏れ多いんでしょう。。。
キチンと、皆様方へ、とお供え物を、と、ボタンに、デパートのウキウキしたくオシャレな菓子折を持たせました。
福の神と、仲良くなったりあそんだりする事は、福の神が、中心軸となって繁栄している神楽町では、非常に栄誉なことです。
笑〜に、ボタンが遊びにくるのをオッケーにしてもらって、ウエルカム、と。
近くで、ヴィーナスが、原稿を抱えてボタンを待っていました。「ウレシいなー、遊びにいけるの、」
ボタンは、シッポをフリフリしていますが、
福の神の棲家に入った時です。
クーン、クーン、クーン。。。。
キャン、キャン、キャン、キャン
赤ちゃんのチワワがあらわれて、ボタンにまとわりつきはじめました。
「ワワ〜〜、チイチャンダ、ヤバイ、ヤ、ヤバイッ。タスケテ〜」ヴィーナスは、ちいちゃん、に見つかると、いつも頭をかじられるので、必死でフワフワ飛んでいきますが、
今日は、ちいちゃん、は、そんな、ヴィーナスに、見向きもしないで、、、ボタンの持ってる手土産のお菓子を狙っています。
「キャー、助けて、この子、赤ちゃんなの、なんか、お菓子を狙ってるんだけど、め、め、これは、皆んなで、の。」ボタンがびっくりして、お菓子を引っ張りますが、
ちいちゃん、食べものに関しては、すっごい馬鹿ヂカラ。、。食べることしか頭に浮かばず。ヴィーナスが、いまは、ちいちゃん、の気が、お菓子に集中しているので、自分が狙われないから、と。必死で後ろからちいちゃんを引き止めますが。。、、
格闘。。。
ウーン、ウーン、ちいちゃんがお菓子を離しません。
「わ、、わ。何やってんの、わ、ダメじゃーん、ちいちゃんに食べもの見せたら、しかも、珍しい、見たことない様な、食べものなんか、狙われるに決まってるじゃん!!!」シュナ坊が言いました。
福の神の家は、お供え物や、五穀豊穣、お料理の神様のタチバナがいるので、食べものには、ありあまってあふれて、不自由しないせいか、それがゆえ。
他人のもの、見たことないふだんないもの、などなど、ちいちゃんは、いつもある、ゴハンよりも、ヨダレでダラダラ。。。
「あたし。。。。ひとりっ子で、やっぱり、良かったかな〜〜、油断もスキもないなんて。。。」ボタンは、ちいちゃんに手土産をとうとう残念ながら取られてしまいました。
笑〜が、気がついて、ボタンに謝ってくれて、小さい頃からの、憧れの笑〜に謝られ、ちいちゃんを連れてきた福の神タチバナは、御礼とお詫びに、ボタンに、ウキウキする様な綺麗なお菓子を手土産に持たせてくれたし。
御礼とお詫びに、かぁ〜〜。
びっくりして、えー、
と、思ったんだけど。、、なんか、憧れの笑〜さんは優しくしてくれるし、お姫様みたいなお菓子をおもてなししてくれたし。
あの、ちいちゃん、って赤ちゃんに感謝しなきゃなー。
ボタンは、やっぱり今日も、シッポをフリフリしているのでした。
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