全然知らなかった、
ミシェル。プルメリアスキューバーが、子どもができると、子どもに魂を受け継がせたことになるって。
そんな。。。
スクリーンの中のミシェルは、黙ってしまいました。
騙された。。。
葉月は、子どもができ、まだまだ若いし。子どもを産む人生を考えてすらなかったのです。
結婚はするかもしれないけどね、
子育てには向いていない。
家にいなきゃいけないのは無理。そもそも。。。子どもじぶんから、将来的に誰かのお嫁さんになるだのお母さんだの。。。
そんな将来の夢なんて描いた事すらなく。
ママゴトをすれば、人気のあるお母さん役はじゃんけんに勝っても絶対やらない。
無理やりママ役を押し付けられると怒ってすぐやめるし。
ハーちゃんは、女の子って感じなんだけどかー。両性有具で、性別がはっきりしない頃から。。。
女の子って感じなわがままな性格なんだけどねー
お付き合いをはじめた。。。
葉月は、ミシェルと知り合い、ミシェルに投資の勉強を学びました。
葉月は、子どもの頃にモデルをキキとピアのツテでやっていたし、大富豪の近所の先生夫婦に甘やかされて、
ベリーのお店の超高級クラブのキャラメリゼに顔を出してお客様からお小遣いをたっぷりもらいと
もともと恐ろしいほど、たまたま環境により遊んでお金がついてくるタイプで。
お金がありましたので、将来的に焦ってなくって。まだまだ若いし。ぼんやりとも将来を考えていなくて。。。でも、ミシェルのトレーダーの勉強。
これが、なかなか。。。最初は面倒くさそうな
勉強嫌いの葉月が、元の筋がいいのか、投資にハマり、徐々に腕を上げていきます。
葉月は、金星からワープして、プルメリア島のミシェルに会いに行く事が多くなりました。
ミシェルが大好き
投資の勉強もおもしろい。
相変わらず、ワルのペルセウスは、弟ミシェルが、他の種族の女、しかも宇宙人と付き合っているのを知ると反対しました。
なんだ、あのギャルは。
わがままそうで。わがままで派手で。
やめろ、騙されるぞ、金だけ取られるぞ、馬鹿か。
あんな馬鹿女に生命を捧げるだと
正気の沙汰か
と、自分が悪いやつなくせに。。。ペルセウスは、ミシェルに文句を言いました。
一卵性双生児なので、見かけも声もそっくりなペルセウスとミシェル。。
ミシェル、葉月の
ある日デートの約束を偶然にも知ると。。
ホストでも働いているペルセウスは、ミシェルのフリをして、闇仕事の暗黒草で作った毒薬で、葉月を毒殺しようとしました、
あんな女にうちの弟を取られるって。うちの弟と資産をあんなギャルの宇宙人に、
馬鹿馬鹿しい。ユルセナイ。
しかも。。。しかも。。。アイツと子どもを作れば。。。ミシェルが死ぬだと
これまで、なかなか、女性と付き合わなくて、安心していた。
しかし。とうとう運命の人が。。ミシェルが喜んで、
運命の人が見つかったと。
あんな、宇宙人の馬鹿ギャル。。
ミシェルと葉月の仲をどうにか引き裂こうと
ペルセウスはミシェルのフリをして待ち合わせに行きましたが、
「誰よ。アンタ。あ、あー、もしかして。
ミシェルのアニキでしよっ。」スゲ。。。
ば。。。バレたー一瞬で。。。バレた。。ミシェルのフリをしたペルセウスは、サッサと逃げてしまいました。
ものの見事に、ミシェルではない
と、葉月は察してしまいます。これも、鋭い勘は。。。投資家にとっての武器です。
葉月は、ミシェルにペルセウスという双子の兄がいる事を聞いていました。
空気や雰囲気が、まるでミシェルと違うのを葉月はすぐに察します。
顔や声や姿はそのもの。
でも。。。生き方に人柄はあらわれるものです。
違和感な空気をバッチリ感じて。。うわぁ。あの、宇宙人。馬鹿女としか思わなかったけど。
なかなか鋭い。
ミシェルは。。
子どもができると死ぬなんて。。、言ったら葉月は、子どもを作らない。
葉月に子どもができた時、葉月は子どもは産むつもりがない。
育てられないし。と、言います。。。
ミシェルはプラチナイリュージョニストドリーマーに、妊娠のわかった葉月を連れて行きます。
メイクアメージング。。。
滅多に連れていけない究極の場所へと、生きているうちに一緒に連れて行ってあげないとな。。。
祝福を。。。葉月と、生まれてくる赤ちゃんのために。。
そこで。。。ミシェルは葉月にプロポーズをします。
厳かな雰囲気の海のなか。。。
永遠に愛を誓ったはずのふたり。。
そして。。。とうとう。。ミシェルは、
葉月に、プルメリアンスキューバーの生態を打ち明けます。。
そのまえに。。。葉月とミシェルの出会いは、プルメリア島で。。
スマホを落としたミシェル。。。ではなく。
プルメリア島のバレンタイン。パンケーキの有名店でガイドブック片手に
キキとピア、葉月は噂のパンケーキを食べに行きました。
三人とも、スイーツ大好き
必然的に名物を。
既に結婚している
キキとピアは、第1子のシナモンを先生夫婦や、ベリーに預けて行きました。
シナモンも、葉月同様、お金と暇があり子ども好きな大富豪の先生夫婦に甘やかされています。
キキとピアは、自宅でできる仕事と
金星以外での長期出張があり、長期出張の場合、シナモンをベリーや先生夫婦がみていました。
キキとピアは、赤ちゃんの頃から近所のお姉さんであり、ベビーシッターさんのベリー。ベリーと仲良いので、必然的に
先生夫婦とも仲良くなります。
子育て経験も
お金も時間もある、退屈が嫌いな大富豪の先生夫婦は、
グリのきょうだいのシナモンの面倒を時々みました。
キキとピアは、第二子を作るまえに、地球旅行に行ってインスピレーションを受けたい、
葉月も、はじめての地球旅行に行きたい、で。。。北海道、沖縄、北海道、沖縄と、
葉月をはじめて地球旅行に連れていくには、日本は決定していましたが、
行き場をキキとピアは、北海道、沖縄と譲り合いをしませんでした。
ところが。。。神様のイタズラ、運命の出会いを仕掛けてきました。。
ある日。。。テレビに映るのは、
プラチナミルキーウェイを嬉々として渡る人々。。平和な暮らし。
神楽町の福の神が、別荘地として作った島だと言われるプルメリア島。
キキとピアは、北と南の喧嘩をやめて、吸い込まれるようにして、テレビに魅入ります。
葉月に思い切って、プルメリア島の話をしてみました。すると、葉月は、胸がザワザワします。。。
あっ、なんだろう。この胸騒ぎは。
ここへ。。。プルメリア島へいかなきゃ。
葉月は、まるで、だれかに促されたみたいにすぐにオッケーをしました。
プルメリア島へ行かなきゃ。。呼ばれてるわ。。なぜだかそんな予感がする。
プルメリア島でって事で、まずは、郷土料理というか、名物のパンケーキの有名店バレンタインで、混み合っているなか、
前のお客様が退席して、スマホを忘れて行きました。
前のお客様は、実はペルセウスが、悪い仲間とたまたまバレンタインでスイーツを食べていると、ホストクラブののお客の1人が、
ペークーん。ペー君
と、たまたま、プライベートのペルセウスを見つけて、しつこくプライベートのじゃまをしはじめようとされ、ペルセウスは、友人を引きずり、お会計だけサッサと済ませて
お釣りはイランからと。サーっと
ズカズカ急いで出て行きました。
ホストクラブの
謎多いキャラ、ミステリアスな男性版のシンデレラ。店を出たら一切お客様と会わないペルセウスは、大あわて。。
女性は、待って〜と、ペルセウスを追いかけて。。。で。テーブルに食べ残し。飲み残し。。
ま。さっきの人。。。何アレ。騙した女性にでも追いかけられてんのかな、。
シンデレラが、ガラスの靴を慌てて片方だけおきざりにしたのではなくて。
食べかけ飲みかけのゴミをそのまんま、にして。。。
いちおー。
席が空いたから。。
でも、このバレンタイン、2.１４あるいは、にーてんいちよん。
スタバみたいにカウントオーダーで、受け取り、テイクアウトかイートインで、イートインの場合は、トレイやゴミを片付けるシステムなのに。。。
ガイドブックにも、そうありますし
他のお客様もきちんと片付けています。
さ。。さっきのヤツ。。と、葉月や、キキとピアが、テーブルを片付けると、さっきのヤツのスマホが忘れてありました。
まー、どうせあんなヤツは、インスタ、インスタ蝿とかいう、インスタ馬鹿かも。
どーせ、ここにもインスタ蝿とか言ってロクに食べ飲みせず、写真撮りにくるアホなんでしょ
と。スマホをスタッフへと思った時に、さっきのタコの男の子がお店に入ってくるではありませんか。。。
あー
あのやろっ。スマホ取りに来たなぁ片付けない馬鹿め。葉月は、スマホを掴むと一人で戻ってきたタコの男の子に。
「ちょっと、あなた、食べたものぐらい片付けなさいよね。
」「えっ」タコの男の子はキョトンとしています。
無理もありません。だってそれは、一卵性双生児の弟のミシェルなのですから。。。「スマホも忘れてるでしょ。スマホだけ取りに来て、片付けなさい。
」「あの。。。すみませんが。。
僕、店員さんではありませんよ。ここ前々から来たいなって思ってて、初めてきたんですが。。。」「嘘をつくな。片付けないとスマホは返さないよ。
さぁ、片付けな。それから、男なら全部食べなさいよ。完了よ、完了。ばっかじゃねー。写真撮りにくるために、食べ物を粗末にするなんて、ムカつくわ」「エッ。
あ、あのう。すみません。すみませんが、僕ちゃんとスマホありますし。。。ここは初めてなんです。。あーも、もしかして。もしかして、、あ。兄では
」と、ミシェルが言うと忘れ物の電話が鳴りました。。。
葉月は、電話に出ると「あ、もしもし。。え、エッ。
あれっ。この目の前にいる人とおんなじ声。。えっ。」それは、ペルセウスという男の子が、ホストクラブの店から持たされた業務用のスマホを忘れ物したが、
めんどくさいし、
ほとんどお客に電話しないので、忘れたんだけど、と。プライベートの自分のスマホから掛けてきたのです。
「すみません、代わっていただけますか、」と、葉月にミシェルが頼みます、ペルセウスのホスト用の電話を代わりました。
なんで、
なんで、ミシェルが？？と、電話を掛けたペルセウスは驚いたのですが。たまたま、すぐにミシェルがバレンタインに来店した為。スマホを拾ってくれた人が、忘れ物をしたペルセウスと間違えたらしいと。
ペルセウスの
話だと、今日はホストクラブは休みだから、ツレと遊んでたら、 客のウザいのに見つかり。
友人の家に隠れて
ケムに巻いた。。だから、お前、それ代わりに受け取ってくれるー。だと。
今日はそのへんウロウロするのヤベーし。
なんと。葉月にお礼も言わずに。
ミシェルは、ペルセウスに、拾ってくださった人にお礼を言ってと言おうとしたら、
プツンと電話は、切られてしまいました。
ペルセウスは、プライベートのスマホ、闇仕事のスマホは大切にしていますが、ホストのスマホは、適当扱い。休みの日もなんとなく持ってきてしまい、忘れてしまったのです。
「あの、兄が大変失礼致しました。
あれは、僕の双子の兄のペルセウスです。僕は、ミシェルです。。。貴重品を拾ってくださいまして、ここでお嬢さんにごちそうさせていただけませんか、」「あら。。あー、でも、わたし。あそこにあなたのお兄さんの食べ散らかりを片付けてる、近所のご夫婦と一緒に旅行にきてるのよ。」
「あっ、
すみません、食べ散らかりの片付け、貴重品の預かり、席を取っていただきまして、そのお礼もかねて、お連れ様の分もごちそうさせたいただきます。」ミシェルが言うと、葉月は、「あー、あなたけっこうチャッカリしてるのね。
同席を。。。まあ。ごちそうしてくださるなら、それもそうだけどね。」周りは有名店で、しだいに列ができてきました。
これが、ミシェルと葉月の出会いです。
