プラチナイリュージョニストドリーマー。。。
まるで、一枚の絵画のように。。。ハッと息を呑むほどに美しく。
その、伝説の青の海底宮殿は。。。もとい、
絵画のようにってより。絵にもかけない美しさ。。。静寂とともに。。。
なんとも言えない表現できないような不思議な雰囲気に包まれていました。
不思議な天の声にいざなわれて。。。奥の間へ。。。
スーッとUFOスプラッシュシールドのまま入っていきます。
全てが、タイムトリップしたのか、
はたまた、ここは。。。
鏡の国のアリス。不思議な国のアリス、。に、なったかのように。。
時間と空間のすき間。。。
時の流れがスロー。歴史を感じざるをえないのに新次元な。。初めて来たような、懐かしいような。
背すじが伸びる反面癒されたりして。
どこまでも、謎めいて。
計り知れない
矛盾を伏せ持つ魅力が。、そこの窺い知れなさと親しみ。。。すべては、今ここの、
水の美意識。。。
ただ、そこは、ウエルカム。
ヴィーナス、ミリオン、ベルモ。
グリ、福ちゃん、シュナ坊。。。
どうやら、子ども達は歓迎されているようでした。
宮廷
全体の雰囲気が、彼らを慈しみ肯定しています。
秘密の扉が放たれると。
大広間がひろがり。
天空まで届くような。
ガラスの螺旋階段。。。
スイスイ。。。古代魚が、そして熱帯魚が一緒に暮らせない領域の魚たちが、実に自然に心地よくどうやら、
歓迎のダンスです。暖色寒色。くすみ色。。同じ色の魚達のまとまり何色か集団がわかれたり整列したり、
列をなしたかと思えば花火のようにパーっとUFOから降りた子ども達のまわりを飛び散りました。
水中花。。。水中花火。。
ようこそ、みなさん。
ガラスの階段の下の
エメラルド色の海亀の大きな彫刻が、挨拶をしたかと思うと。。。スイスイ。。。
大きな彫刻は、子どもたちの近くまで泳いできました。
わぁー?
カラフルな魚が桜吹雪のように舞い、
子どもたちの祝福をしています。
海亀ではない天の声が、階段の上から聞こえてきます。
待ってましたよ。
ワッ
ダーッ。。ダダだダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ。、。
ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク。。階段の上からは、ザーッと、
なんと、美しい贅沢な。。クルクルと螺旋階段づたいに
色とりどりの宝石が流されてきました。本物です。。。みーんな。。
と、思えば、おおいかぶさるようにして、雪崩れみたいに金貨が、ガラスの螺旋階段を、クルクルザーッと流れてきます。
「おとぎ話みたい。」おとぎ話好きなグリは、
金目のものって意味ではなく。。
わぁおー。わっほーい。
絵本のむかし話によくある、金銀財宝や、宝の山。。。大判小判がザックザクザクザクザク。
というのを、現実的に目撃したからでした。
そして。アッ。。
しばらくすると、螺旋階段づたいにあふれた宝石や、金銀財宝は、スーッとまぼろしみたいに消えていきました。そう、夢から醒めるように。
雪が解けるがごとくに。
「ひー、もったいない。」シュナ坊ががっくりします。しかし。
「姫さまの、おなー、りー。」エメラルドの亀がいうと。。。
ガラスの階段を
しなやかなサファイアブルーの豹が二匹降りてきたと思うと、
そのあとに。
ガラスの螺旋階段を、ひとりの女性が、おりてきました。
えー。
なんと。なんと。なんということ。
その女性は、
葉月さんのそっくりの。プルメリアの香りが漂ってきて。プルメリアの花のティアラをつけ
プルメリアの花びらのようなドレスのプルメリア姫。。。
「みなさん、ようこそ、おいでくださいましたね。
あら。。。宇宙人の三人の子は。。」
プルメリア姫は、ヴィーナス、ミリオン、ベルモを見ると。
「あなた達は、、、あたしの生まれ変わりの産んだ子ども達ね。」
えー
ドユコト
生まれ変わりの産んだ子どもって。さー。
ってことは、ですねーって。
「そうよ。私は葉月さんの前世。
」プルメリア姫は言います。
えー
ぜ、ぜ、ぜんぜん全然前世えー。
確かに顔はそっくりな。
だけど、葉月はもっと。。。
こんな優しげで、上品でおしとやかでもない。
「もっと、元気で健康に。。長生きに幸せにたくましくイキイキするために。。あたしは、今の時代には、葉月として。。。
元気でじゃじゃ馬みたいに。。生まれ変わったのよ。」
プルメリア姫は言いました。
ウー?自分でじゃじゃ馬だって、
いまの葉月は。、
一方で、今現在のところの本物の葉月さんは、
月のサナトリウム、ウォーターサプライの客室で、笑〜をおもてなししています。
女同士。女性経営者同士積もる話。山々に。。。
葉月さんは、笑〜にすっかり魅了されました。
さすが。。。美の福の神。
素晴らしいわ。
葉月が特殊な細胞を持っていると聞いてもがつがつ目の色を変えず。。。
「確かに。。。生態系の乱れは恐ろしいわね。諸行無常の響きで、美しいかもしれないものね。。。」
愛し合う夫婦に生まれた子どもがいて、
親はエゴ、欲目から。。顔を変え頭の良さを操作すると。
あれもこれもこれもあれもと。原型をとどめなくなり。
やがて、バランスを崩して。。
ロボットを作るんじゃない。持ってうまれた
自分らしさを失い。人生は、、常にどう改造するか、しかなくなる。
人生、整形依存と
改造の飼い殺しに。
天才にうまれたい、美人にうまれたい。。。
そりゃ。そうかもね、、
で。。細胞をイジれるとして。。
例えば、元々すっごい美人が、自分の美しさに不満で、あちらを直せばこちらが気になり
こちらが変わればあちらのバランスが気になりますと。。。
整形を繰り返して美人が、ブスやアンドロイドになるパターンは、いくらでもある。
そして、外見の崩れだけではなく、精神のバランスもものの見事に崩壊して。。
お金と時間を損失する。
美しさってなんだろなって。
例えば、整形をして美人になった人がいて。。。急激に男にもてるようになりました、
で、今までブスだの冷たかった男性が、チヤホヤチヤホヤ寄ってきて。。
手のひらをかえすように、美人になると
優しくする男性は、
外見ばっかり見て、男性不信になるという女性がいる。
とは、いうものの。ブスを批判したり、外見にこだわっているのは、その女性であり、
元を否定して!
外見が嫌だから変わったのは自分なのだ。
外見を批判しているのは、まずは、その本人なわけで。自分こそ、チヤホヤする男性以上に、外見ばっかり見てる。
べつに、綺麗になって、モテる、あーよかった。
で。それで良いのだ。それで、バンバンザイではないか。
で、ブスの時は冷たかったくせにと逆恨みを言ってもしょうがない。お前さんだって
イケメンが好きなくせに。
中身を見てって。それほど中身が美しいのか、男性が、外見ばかりを見ると、批判してなげいておいて。。。
自分は、棚に上げてさっさと綺麗になり、
自分だって、おゝいに外見主義のくせに、中身が綺麗だ、中身を見ろと。。。
で、男性不信にって。
アホかいな。自分を棚上げして
男性ばかりを責めるのであれば、
さっさと尼さんにでもなるがいい。
中身の美しい、なんて。ね。
自分で言うことかいな。。。
中身が中身がって。、おのれは
どれだけ中身に自信があるんだ。。
美男美女は、それも一つの長所じゃない。美術品のようだとか、花が咲いた存在って。
笑〜は、そう思う。人目をひく美しさ。。。目の保養になるのってそれも、全てではないにしろ、幸せの大きな一つだし。
まあ。。。若々しく美しい葉月さんや笑〜には、可愛くない子の悩みなんてわかりっこないけど。
葉月は、社会貢献したい気持ちと、人工的に行きすぎる恐れがあり、細胞を一般的に解禁できないと言いました。
だけど、まだまだ生きられる人が苦しみや悲しみを携えるのも。
なんとかできるならしたいし。
いったいどうしたらいいの。。
生態系の乱れは恐ろしい。。
「やり過ぎず、全て葉月さんの許可と監視で、葉月さんが認めないものは、効力なし、にすればいいのではないかな。闇ルートで、とか、偽物に効力なし、の。
なかには、葉月さんの細胞の効力のない個体の人がいるわけだし。。。」笑〜がいうには、
若返りなどは、じんわりやり過ぎず、若返りの細胞を増やすことができる、とか。
あと、難病の患者さんに、効力のある葉月さんの細胞からできた薬を作るとかね。
2人はいろいろ話し込んでいました。
「そうそう。ここの救急車も、グリちゃん同様のスプラッシュシールド、なんですよね。」笑〜が、目を輝かせ
話しが、サナトリウムの救急車の話になりました。
「あ、あれねー。うん。」
「あたしも買おうかなー。」
「ああ、あれなら、笑〜ちゃんなら楽々買えるって言いたいところだけどね。」
葉月が、カモミールティーも持ってきました。目の前には、多種多様なアロマ、ハーブティーと、
セイボリータルトやフルーツが置かれています。
「えっ。やっぱ、買うの難しいかな。まだまだ。。。」笑〜がしょんぼりすると、葉月が、
「ヤダ、ソーじゃなくって。サイプレスって同級生の弟がいるんだけど。。。うちの近所の、研究所に行ってる、
スプラッシュシールドの博士ね。
あのやろー、多分笑〜ちゃんタイプだと思う。。明るくて可愛くて活発な女の子。
笑〜ちゃん、可愛いし彼氏いるでしょう。」
えっ。えー。。。
笑〜は、なぜか、運転士のジュピターの弟のネズミのリュウタ君の顔が思い浮かび。
「イーエ。まだまだ子供ですし。」
「あ。あら。最近の小学生ってませてるんじゃないかしら。
ヴィーナスだって、彼女いるとか。」
「あー、あのスキャンダル記事。チワワちゃんの赤ちゃん。ン。
あ。。。あれは、どうかなぁ。マスコミに書かれてるけど。ウチのチーコ。
こないだ、皆んなでゴハンの時に不覚にもお昼寝を我慢しきれず、寝ちゃって。帰ったらヴィーナスがいなくて、お薬も切れて大変だったわ。」
あの日ギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャン
チーコは、寝ているあいだに、福の神の家に戻り。。起きたら自分の部屋でひとりぼっちにされ
勝手にヴィーナスと解散されてギャンギャンギャンギャン泣き喚いたのだ。
どうにか、またあのおしとやかチョコレートを食べさせたけどね。
「可愛いわね。
チワワちゃんなんて、お似合いよ。うちもチワワの血は濃いらしいから、オトンもオカンちも。」
「ベリーさんと、ルッコラさん。素敵ですね。」笑〜が、神楽奥座敷離れのおもてなしを思い出して言うと、葉月は。。。
ため息をつきました。
「そ。。。そう。。かしら。、ねぇ。母親なんて、勝手なものよ。」
葉月は、、、思慮深い笑〜になにぞとはなく。。母親ベリーとのしらがみを愚痴り始めてしまいました。
一方で、プラチナイリュージョニストドリーマー、
ヴィーナス、ミリオン、ベルモ。。
赤青。レモンイエローは、、
それぞれ、てをあげると、
ヴィーナスに赤い魚の集団
ミリオンに青い魚の集団
ベルモに黄色い魚の集団が、
手を挙げた方向にあわせて、踊るように泳ぎまくりました。
うわぁ。その他のカラーの魚は周りをグルグル踊るように泳ぎます。
美術家ヴィーナスが、美のイリュージョニストとして、魔法をかけました。
「会いに来てくれて、嬉しいわ。」
プルメリア姫がにっこり微笑んで。
魚の華やかな舞が終わると。。。
「トコロデ、ヒメ、オウジハ。」
ヴィーナスが、プルメリア姫にそう聞くとプルメリア姫は、悲しそうな表情になってしまいました。
2019年09月16日
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