グリの
スカイプで、祖母にあたるベリーがヴィーナスに語りかけています。
行ったきりの
鉄砲玉だの、フラフラどこへいったかな？の風来坊だの。。。
まったく。。
バカヤロー人の事を言えるか血筋だぜ
確かに、ベリーとルッコラの夫婦は店経営があるから
定住地がある。。。
だけど。流動的な刺激がたくさんの水もの仕事だし。
ヴィーナスの家庭はみんな、ジッとしとれなくてあたりまえの血筋なんだし。
しかも。。さらに落ち着きのない小型犬みたいなチワワとウクレレという
マイクロビーンズというペットをアホみたいにデレデレ
オババの
ベリーは溺愛するし。
めんどくさくなり言われていた
ベリーのペットのチワワとウクレレの世話をせず、
ヴィーナスは何回かベリーに激オコ
されるし。
ベリーは
漫画にあるコテコテのペットにピラピラの変な服を着せるオババみたいなもんだし。
ベリーが商談でペット不可の時に、旦那のルッコラもいなくて、
留守番させられた
小さなヴィーナスは、くっついてきて離れないストーカーみたいなピィピィピィピィ言ってる
ベリーのペットの
チワワとウクレレの二匹にウンザリして
二匹を
なわとびで家の柱に繋いだら、ベリーに虐待だっ。
てギャンギャンギャンギャン激オコされるし。
ワガママは、チワワとウクレレのくせに。
ベリーからは、雷を落とされ
おしりをペンペンされて。金星人同郷なので、ヴィーナスは片言じゃなくてフツーにスカイプのベリーに向かって。
「ね、、、グリから聞いたでしょ。あたしソックリな子どもがあと二人もいるんだって。。。嘘だと思ったんだけど、何人か見た人がいるし。それに、桑田ミリオンって子の写真を送ったよね。。。」
「なんにも、葉月からは聞いてないわよ。。だいたい葉月は突然、あんたをうちに連れてきて置いて行ったきりの。。地球生命体のタコの男の子との子どもって。
」ベリーは、あきれたように言いました。
ベリーもヴィーナスも。。
葉月には、突然。。。葉月はサプライズ嵐を呼ぶ女というか。
ある日突然子どもを連れてくる。
何が起きるか分からない。
子どもができたのも、相手もわからない。
赤ちゃんのヴィーナスが、ある日突然、
両親だと思ってたベリーやルッコラは祖父母。。。
たまにくる葉月がお母さん。
で、、、またまた今回葉月のやらかしかしら。。
ある日突然ヴィーナスソックリな子ども発見。。。
しかし、ベリーもルッコラも知らないって。
スカイプのベリーは、相変わらずマイクロビーンズのチワワをだっこしていました。ウクレレが寝たらしく。
「で、ハズは、最近帰ってきたりしてるの？」
「さぁ。。。マリリンのクラブにもいないらしいし。あの子は放浪癖があるからね。」
どうせ。。。子どもいないって嘘をついて恋愛してるのかしら。
ハァ〜
ヴィーナスは、自分もフットワークは大変軽いとは自覚ありますが、でも。
葉月とはなんかもうフィールドが違うという感じで。、、
つきあいきれないわ。、
。
さて。。こちらは、神楽町小学校の用務員さんのみーじいさんと、
シュナ坊の元飼い主さんの三木龍馬氏の幼なじみの
水谷和尚。。。神楽町の北西部の蓮水乃地区の水蓮寺のお寺の和尚さんで、
水谷和尚と一緒に暮らす
神楽町小学校の高学年の生徒にメグちゃんというミニチュアシュナウザーの女の子が通っています。
メグちゃんは面長なミニチュアシュナウザーなので、シュナ坊が、しーっ。馬の話しをメグちゃんの前でするとメグちゃんは怒ると言います。。
水谷和尚は、数年ぶりに修行時代の弟弟子の木蓮寺の木蓮和尚さんから連絡をもらいました。
師匠の
風蓮寺の風蓮和尚さんの米寿のお祝いを、しましょうと。。しばらく会ってないけど、
電話でお互いに元気そうだなと。
木蓮寺はプルメリア島で、遠いわけじゃないけど灯台下暗し。お互い忙しい身で、定年退職はないし。。弟子を抱える身だし。近くていかない。、
「そうそ。兄さん。メグちゃん元気」
木蓮和尚さんは、水谷和尚が兄弟子で仲良しだったので兄さんと呼びます。
「もー、うちのおっかさんもメグにはデレデレ
孫がいるけど一緒に住んでないし。」
「そか。うちも、２年前からチワワが二人いて。」木蓮和尚さんがいうと水谷和尚は
「えー、
」びっくり。。
だってさ。。木蓮は、お寺の修行僧にワンコもいるから家庭でプライベートではわしは一緒に暮らすと依怙贔屓みたいだからなー、と
言ってたし。小型犬は苦手だとも言ってたし。小型犬でも、メグちゃんみたいなミニチュアシュナウザーなら品があっていいけど。
ピラピラの服を着てちょこまかちょこまか
チワワとか苦手だって。。
「それがさ。。宇宙人の子どもがうちに住んでいて。。その子にくっついてきたのよ、
うちも幼稚園で、チワワの生徒は多いけど。。。うちの宇宙人の子どもがじいちゃん、じいちゃん、赤ちゃんチワワがついてくる。って。。。
赤ちゃんだけど、喋れる子どもで、どうも悪徳なブリーダーさんに売られていくのから逃げたみたいで。。女の子二人。白いのと鹿みたいなの。。
かわいそうになって。
一緒に暮らすと可愛いもんだよ、宇宙人の子も、保育士で面倒見がいいし。。」
「宇宙人？
なんでまた、そんな、どこで、木蓮。」「檀家さんが、海の家で、釣り人の常連さんが海辺で二人を拾ってきて。釣り人さんは、常時海外を飛び回る生活で生体は面倒見れないなと困ってたんだ。檀家の海の家、桑田さんって人なんだけど、
桑田さんが、うちにいる宇宙人がもしかして一人元気だけど、もう一人は死んじゃってるかもしれないから、和尚さん
お経をあげてくれと、うちに連れてきて
安置していたら。。。
死んだんじゃなくて気絶していただけでさ。」
木蓮和尚さんは、あの日のこと、同居の宇宙人のはなしをしはじめました。
