ちょっと、、、ヒドくない
」えっ。。。
ポカ〜ン
神楽町小学校低学年クラス。
ヴィーナスが、突然クラスメイトの男の子のドラゴンのモンに呼ばれて、ひっどー、
プンスカプンスカプンスカ
ドラゴンの
モンは、一方的に、ヴィーナスに怒り始めました。
「ハ
ナンカアタシ、ヤッタ
」いったい。。ヴィーナス自身が、全く身に覚えのカケラすらないので。
さっきからモンが、
なんに怒っているのか詳しく話を聞きますと、
神楽町南新町から南に、プルメリア島という
それはそれは自然の美しい島があり。
月の満ち欠け。。。
干潮。大潮がありますと、星の砂の砂浜で、サーッと一次的にプラチナミルキーウェイができて南新町から
歩いて渡れるのですが、
その他定期便の就航で、連絡船で、神楽町の南新町の麗しが浜からプルメリア島へ渡れるのですが、
ドラゴンのモンのファミリーが、リゾートで、
プルメリア島へ行った時にヴィーナスを見かけたのに、
ヴィーナスが無視したと怒っているのです。
もー、モンは
プンスカプンプン(*｀へ´*)
エー
ヴィーナスは、さっぱりなんのことかわかりません。それもそのはず、
近いとわざわざ行かない、
まだ、全く行ったことすらない。
灯台下暗しなスポットこそプルメリア島なんですから。
ほんっとにホント。
全然行ったことすらないんだもん。
だから、同居人のアザラシの福ちゃんといつか南の島。
プルメリア島に行こうよー
なんて、言ってるんだけど。いつか、いつかは、まだまだ実現せず。
でも。。。仮に、プルメリア島にヴィーナスがいたとして、
クラスメイトを見つけて黙っているわけがかい。。。
ペラペラペラペラ。。。
井戸端会議の天ぷら婆ア。
だいたい、お喋りヴィーナスが、クラスメイトを見つけてちょっかいをかけない方が奇跡なんですから。。。
そんなヴィーナスが、声をかけない唯一の人は。。。
抜き足差し足ナイショのナイショ、は、
敵は、福の神の城にあり。
大好きな
ヴィーナスの姿を発見すると
ぴょんぴょこやかましい、
チワワのチーコぐらいだし。
べた惚れ熱狂的に惚れ込まれてるスムースチワワの赤ちゃんチーコには確かにヴィーナスは、身を隠します。
子鹿の様なつぶらな瞳が可愛いチーコですが、ヴィーナス様々で、もうヴィーナスに目がありません。
だけどそれ以外は天敵はなし。
なんだよね。。。って、みんな、知ってるよね。。
「言われてみればっ。。。お喋りヴィーナスに捕まったらこっちが喋り倒されて
フラフラかもー。
」「マッ
モンッ
」プイッヴィーナスが、今度はモンの言葉にムカッ
とすると。。。「ちょっと、ちょっと、ちょっとヴィーナス。
あんた、、、なかなか隅におけないわねー、ニヒッ。
」今度は、クラスメイトのミツバチのハニーがやってきました。ハ
今度はドラゴンのモンとは真逆なシチュエーション。。ハニーは、ヘラヘラヴィーナスをからかっています。
ハ
ヴィーナスは、キョトンとするばかり。
「キモ。。キモー、ハニー。ヘラヘラアホカ
」「キモはないでしょっ、
んまっ。」キモーとヴィーナスに言われ、ハニーが、ピシッとヴィーナスを叩き、ヴィーナスもハニーをとっくみあいのぶっ叩きあいっこがはじまります。
「わ、わ、わ、
やめなさいよっ。
このー、」シーズー犬のボタンが仲裁人になります。
シュナ坊は、はーい、見学、見学。
と、高みの見物です。どっちが勝つか、賭けない
ガヤガヤ。。ワイワイ、友達とスタンドでヴィーナスまたは、ハニーのどちらかを応援しています。クラスメイトは、面白半分に
誰か喧嘩しはじめると、どっちが折れ謝るか、で給食ビュッフェだけど、個別のメインディッシュかデザートを賭けようとするので。。。
口を酸っぱく担任のセブン
先生からキツイ賭博禁止が何度も出てるのに。
ミンナ、全く懲りずに。わー、わー。
騒がしくなったところで。。。ハッ。
「ソーイエバサ。
ハニー。。アタシノナニガスミニオケナイノ。
ナンノコトアタシナンカイツモスミニイナイケドサ
」はっ。
ヴィーナスは、冷静になりました。
「あんたさ、変装なんかシャレこんでさ。。両手にチワワちゃん。
」ヘラヘラ。またしてもミツバチのハニーは、ヴィーナスをからかいます。
「ハ
チワコウダトッ。
チワコウノハナシハ、アタマガイタクナルカラヤメロ
ダレガコノンデチワコウトデートスルカアホッ」キーッ
タワケイヴィーナスは、ガミガミ怒り出しました。
「え。。。
だって、あんた可愛いチワワちゃんの女の子２人と一緒に、プルメリア島でデートらしき。。わっ、やっぱりギャーギャーうるさくても、ヴィーナスはチワワちゃんがタイプなんだって。、レモン色に変装なんかしてさっ。
そら、彼女のチーコにば
れたらオシオキが怖いしねー、」「タワケイ
タイガイニシロイハニーノオタンコナス。。。ダレガオムツチワコウノカノジョダオシリノアオイオムツチワコウナンカ。」むっ
「ちょっと待ったーっ、え、え、え、なんだようっ。ハニー。
ヴィーナスがレモン色に変装なんかしてへんだろ。真っ青になって眼鏡かけてよう。。
あっ、海の家で変装なんかしてアルバイト。。さては、金持ちヴィーナス。。金持ちと見せかけて金遣いは荒いし、お金は派手な使いようだし。。
真っ青になってるから、借金返済でもしてるのかとな。
だから、神楽町から離れてせっせと変装なんかして働いてるのかと。。。」ドラゴンのモンがいいます。
「ハ
バカバカ。シャッキンナンカジマンダケドスルカソンナモンハ
」しかし。しかし。しかし。。
プルメリア島で、変装なんかしたヴィーナスをドラゴンのモン、ミツバチのハニーは見かけたのでした。
あの日。。。ミツバチの
ハニーは、兄のブーンとプルメリア島へ蜂蜜の取り引きに行ったと。
プルメリア島の有名な
パンケーキ屋さんに卸しているので、パンケーキ屋さんに行ったら、
ヴィーナスと女の子のチワワちゃん２人がパンケーキ屋さんから出てきて。。
声をかけようかと思ったけど、仕事中だし。人気店だからいつのまにか人混みでごったがえすなか。。。
ヴィーナスを
見失って。
それで、ミツバチのハニーは、ヴィーナスを
そか、神楽町だとチワワちゃんにバレたら大変だからかぁー、しっかし。。両手に花とはね。
プレイボーイね、あんたもさっ。
と、ハニーはヴィーナスをからかいまして、ヴィーナスが、「バカバカ。ボーイジャネーヨ
」「ガールでもないくせに。
」シュナ坊が言いました。「アンタラサッキカラ。。。ナニヲ
ワケワカラン。」ヴィーナスは、ぽかーんとするばかり。チワワとデートなんて、金を貰ってもしないし。
借金なんか、金を貰ってもしないし。
なんて。。あたしの、プ・ラ・イ・ド
それにさー。
アタシハコノヨニヒトリノヒトリッコ。
ダーイジナ。大事な。。。
一粒だねの、
金星人と男の子のタコのハーフ。
まさか。。、知らないあいだに細胞分裂を繰り返し
それとも、ドッペルゲンガーのパラレルワールド
ヤダっ、それって死ぬ人が見るやつじゃない。
なんなのっ、キモい。
あたしのニセモノが出て。。。
チワワのふたまたをかけるとか。。借金返済とか。。
なんか、アホなことやってる奴がいるんだろうか。
大事なアタシガ、
この世に二人といるなんて、許されるものか、
あたしは、他の誰でもない。
オンリーワン。
天上天下唯我独尊。
だって、わたしは、この世にひとりっきりの
ヴィーナスなんだものっ。
