2020年08月16日
CF語り〜加今の未来について思うこと(CD「ジャガーのエンブレム」)
えー、このCD。一言でいうとズバリ蛇足で駄作です。
当時、初めて聞いた時、SINの最終話をまだ見ていなかったから「なんで加賀さんは今日子さんを避けていたのかな?」「なんであんなに顔を合わせるのを気まずがっているのよ?」と疑問符だらけでしたよ。結局、本編見てもその謎解明されないままだし。避けている=照れくさくて顔を合わせにくい=二人の間に何かあった=もしやSIN最終話で加賀さんとうとう押した・・(自主規制)とか想像しましたよ。でも結果ちゅーだけですよ?別れ際も「バイクの後ろ云々〜」言ってる。なんだか噛み合わないというか、しっくりこない。結局。もうジャガーは聞かなかったことにして、SINのEDで終わってた方が、加今的未来はよっぽど希望的展開が望めた気がする。私は逆にジャガーを先に聴いてしまったから、SINのラストを見て逆に、なんだ、ちゃんと再会の約束っつーか、バイクの後ろ乗せてやる=いつでもアメリカ来いよって言ってるってことじゃん?とホッとした気はするけど。
ともあれ。ジャガー〜のCDは、当初、ダブルワンが発売する頃に「加賀の過去が描かれる!」とかいうキャッチフレーズで大々的に予告されてて、「ブラックアスラーダ」という小説に続いて小説として発売される予定だったから、加賀ファンはまだかまだかとずっと待っていたわけですよ。それが出版社倒産でうやむやになり・・・なんだかもう諦めかけてた頃にCDで出るって・・・。期待しましたよ、もちろん。
でも、あれ。過去の話としてもどうよ?って感じで。あんな薄っぺらな過去だったの?と最初聴いた時拍子抜けしました。え?親父の浮気でグレて、アメリカ行って、パイプが当たって出来たのがあの額の傷ですか?
OVABDのオーディオコメンタリーで関さんも額の傷の件、笑ってましたよ。もうちょっと、ねえ、深いっていうかドラマチックっつーか「そうか、そんなダークな過去があったのね、加賀さん…(涙)」としんみりくるようなお話が欲しかったのよね。
ともかく。”ジャガーのエンブレム”と名打つのならば、最初から、過去のストーリーを綴るのに絞っても良かったと思う。中途半端にSINの続編みたいなドラマを強引に入れ込むから、なんだか過去話も続編も「なんだかな〜」って感じになってしまったのだと思います。とにもかくにも残念な1枚だと思います。
これのおかげで世の加今ファンの心がどれだけ翻弄されているか。私は、もう最初からこのドラマ、脳内で勝手に脚色して二次創作に走りましたから。それでもすっきりも納得も出来てないんだけどね。でも、色々なとらえ方のあるこのCDドラマ。個人的には、加今の未来が絶対的に明るい方向に見えるとは言わないけど、決して失望するようなストーリーにも思えないです。加賀さんの今日子さんへの想いはジャガー〜では確かに特別に描かれてはいない。けど、SINの第5話にはその片鱗が確かに見え隠れしているような気がするのです。そうじゃなきゃ、ただの”お友達”とか”仲間”にキスしたり、あんな風に「勝って来いって言って欲しい」みたいなアピールしなくないですか?そんなわけで、私は結構前向きに捉えているのです。別にすぐにくっつくとも結婚するとも思わないけど、まあ長い時間かけて遠回りもしつつ彼らなりにいい感じに仕上がっていく(?)んじゃないかなぁと期待しています。いつかそんなストーリーを描きたいなと昔から思っていたのだけど、当時の私が描くには気持ち的他にも色々と無理があって、そのままになっています。あれから20年くらい経って、そろそろ…と思っていたりはしますがどうなることか。
まあ。あくまでも私個人の見解なので、人それぞれ色々なとらえ方感じ方があり、正しい解釈がどれかなんて誰にも決められないものなので、これもその一つだと参考程度に温かく受け止めていただければ幸いです。
ちなみに、私の描く二人の未来には、名雲さんが重要な役割で関わる存在としています。結局、私の中で、今日子さんは加賀さんを想いつつ、名雲さんの存在が心の片隅に住み着いちゃっている感じなのだと思います。それは愛情とは違うものなのかもしれませんが、なんというものなのか。そんな今日子さんの複雑な心をひっくるめて加賀さんがどこまで受け止められるか・・・という。
なんだかうまくまとめきれませんでしたが、一応、私の加今語りはここでひとまず終了です。
追記があるかもしれませんがとりあえず(完)
===========
当時、私がSINとジャガー〜から勝手に妄想して描いた二次創作本。SIN版とジャガー版2冊出してまして、後に1冊にまとめて再版しました。内容的にはホントこっ恥ずかしい代物ですが、当時は一生懸命だったなと。今書くと違うものになりそうですが。当時、親交のあった絵描きさんに表紙や挿絵をお願いしていまして、ぜいたくにも再版本は別の絵描きさんにお願いしてしまうというずうずうしさ(笑)。おかげでどちらも素敵な本として出来上がりました。・・・再版本、誤字脱字が多すぎて凹んだけど。お手にとってくださったことのある方、いらっしゃったら感謝です!
ジャガー〜の初盤。SIN見てから聞けと警告(?)シールが!
当時、初めて聞いた時、SINの最終話をまだ見ていなかったから「なんで加賀さんは今日子さんを避けていたのかな?」「なんであんなに顔を合わせるのを気まずがっているのよ?」と疑問符だらけでしたよ。結局、本編見てもその謎解明されないままだし。避けている=照れくさくて顔を合わせにくい=二人の間に何かあった=もしやSIN最終話で加賀さんとうとう押した・・(自主規制)とか想像しましたよ。でも結果ちゅーだけですよ?別れ際も「バイクの後ろ云々〜」言ってる。なんだか噛み合わないというか、しっくりこない。結局。もうジャガーは聞かなかったことにして、SINのEDで終わってた方が、加今的未来はよっぽど希望的展開が望めた気がする。私は逆にジャガーを先に聴いてしまったから、SINのラストを見て逆に、なんだ、ちゃんと再会の約束っつーか、バイクの後ろ乗せてやる=いつでもアメリカ来いよって言ってるってことじゃん?とホッとした気はするけど。
ともあれ。ジャガー〜のCDは、当初、ダブルワンが発売する頃に「加賀の過去が描かれる!」とかいうキャッチフレーズで大々的に予告されてて、「ブラックアスラーダ」という小説に続いて小説として発売される予定だったから、加賀ファンはまだかまだかとずっと待っていたわけですよ。それが出版社倒産でうやむやになり・・・なんだかもう諦めかけてた頃にCDで出るって・・・。期待しましたよ、もちろん。
でも、あれ。過去の話としてもどうよ?って感じで。あんな薄っぺらな過去だったの?と最初聴いた時拍子抜けしました。え?親父の浮気でグレて、アメリカ行って、パイプが当たって出来たのがあの額の傷ですか?
OVABDのオーディオコメンタリーで関さんも額の傷の件、笑ってましたよ。もうちょっと、ねえ、深いっていうかドラマチックっつーか「そうか、そんなダークな過去があったのね、加賀さん…(涙)」としんみりくるようなお話が欲しかったのよね。
ともかく。”ジャガーのエンブレム”と名打つのならば、最初から、過去のストーリーを綴るのに絞っても良かったと思う。中途半端にSINの続編みたいなドラマを強引に入れ込むから、なんだか過去話も続編も「なんだかな〜」って感じになってしまったのだと思います。とにもかくにも残念な1枚だと思います。
これのおかげで世の加今ファンの心がどれだけ翻弄されているか。私は、もう最初からこのドラマ、脳内で勝手に脚色して二次創作に走りましたから。それでもすっきりも納得も出来てないんだけどね。でも、色々なとらえ方のあるこのCDドラマ。個人的には、加今の未来が絶対的に明るい方向に見えるとは言わないけど、決して失望するようなストーリーにも思えないです。加賀さんの今日子さんへの想いはジャガー〜では確かに特別に描かれてはいない。けど、SINの第5話にはその片鱗が確かに見え隠れしているような気がするのです。そうじゃなきゃ、ただの”お友達”とか”仲間”にキスしたり、あんな風に「勝って来いって言って欲しい」みたいなアピールしなくないですか?そんなわけで、私は結構前向きに捉えているのです。別にすぐにくっつくとも結婚するとも思わないけど、まあ長い時間かけて遠回りもしつつ彼らなりにいい感じに仕上がっていく(?)んじゃないかなぁと期待しています。いつかそんなストーリーを描きたいなと昔から思っていたのだけど、当時の私が描くには気持ち的他にも色々と無理があって、そのままになっています。あれから20年くらい経って、そろそろ…と思っていたりはしますがどうなることか。
まあ。あくまでも私個人の見解なので、人それぞれ色々なとらえ方感じ方があり、正しい解釈がどれかなんて誰にも決められないものなので、これもその一つだと参考程度に温かく受け止めていただければ幸いです。
ちなみに、私の描く二人の未来には、名雲さんが重要な役割で関わる存在としています。結局、私の中で、今日子さんは加賀さんを想いつつ、名雲さんの存在が心の片隅に住み着いちゃっている感じなのだと思います。それは愛情とは違うものなのかもしれませんが、なんというものなのか。そんな今日子さんの複雑な心をひっくるめて加賀さんがどこまで受け止められるか・・・という。
なんだかうまくまとめきれませんでしたが、一応、私の加今語りはここでひとまず終了です。
追記があるかもしれませんがとりあえず(完)
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当時、私がSINとジャガー〜から勝手に妄想して描いた二次創作本。SIN版とジャガー版2冊出してまして、後に1冊にまとめて再版しました。内容的にはホントこっ恥ずかしい代物ですが、当時は一生懸命だったなと。今書くと違うものになりそうですが。当時、親交のあった絵描きさんに表紙や挿絵をお願いしていまして、ぜいたくにも再版本は別の絵描きさんにお願いしてしまうというずうずうしさ(笑)。おかげでどちらも素敵な本として出来上がりました。・・・再版本、誤字脱字が多すぎて凹んだけど。お手にとってくださったことのある方、いらっしゃったら感謝です!
ジャガー〜の初盤。SIN見てから聞けと警告(?)シールが!
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