中年男の転職

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年末年始休暇を挟んだので役所とかの都合もあるらしく
離職票が届くのが遅いです。
通常２〜３週間かかるみたいですが。

無職中はいろいろ考えます。
バイクの大型免許取ろうかな、とか。

あと、住宅ローンを貯金から１年分、引き落とし口座に入金しました。
これで１年は大丈夫、職業訓練校に合格すれば１年間失業保険を貰えるので、
さらに１年は大丈夫、なのでなんとしてでも職業訓練校合格は必須です。

日々の家事もしなければなりません。（仕事に比べれば、大したことないけど）

そして、市が運営している銭湯（露天風呂もある）に行ってきました。
ほんとにこの無職生活、極楽です。
でもやっぱりこの銭湯もジジババで混雑している。

離職票が届くまでハローワークに行っても意味がないので、
しばらくはお家でまったりです。

時間だけは沢山あるので、近場の健康ランドに行くことにしました。
平日の昼間から健康ランド（スーパー銭湯よりも大きい）
平日なので空いているだろうと思いきや、
なんとジジババで大広間、食堂などけっこう混んでる。
風呂はじぃじぃーばっか！
しかも平日から温泉入って、酒飲んでる。
うぁー、年金生活者がうらやましい。
今の時代、身分は年金生活者＞専業主婦＞勤労者
勤労者はいろんなとこでいろんなやつに搾取されてます。
給料明細見ても厚生年金、住民税、所得税、健康保険、沢山もぎ取られてます。
あとあと書きますが、勤労者は仕事辞めてからも、お金もぎ取られます。

さて、夕方までに戻って、家事を済ませておかないと。

会社を退職したのが年末だったので、最初のうちは年末年始休暇みたいな感じでした。
おせち食べて、初詣に行って、（職業訓練校に合格できますように、転職がうまくいきますように）
というお願いをして・・・

世間の年末年始休暇が終わると男が家にずーと居ると、ご近所の人に仕事辞めたってバレるかな？
１月の２週目位になると、あぁー無職だぁー、と実感してきます。

当然、家のことは私がすることになりました。掃除、洗濯、洗い物等、
我が家は共働きで、奥さんは働いているので。

平日の昼間からテレビ観て、パソコンでインターネットして、ネットテレビで映画観て、
おぉー、まったり、のんびり、極楽だぁー、
年十年ぶりだろう、こんなの。
でも今まで２６年間働いてきたので、いいのだぁー。

おっと、職業訓練校に合格するための対策と、離職票が来たらハローワークに行かないと。

年末で退職したので最初のうちは
年末年始休暇みたいな感じでしたが、
でも、もう会社に行くことはないと思うと少し不安でした。

せっかく辞めたのだから年末年始に旅行にでも行こうと思ってましたが、
やはりそんな気にはなれません。
その年はおせち料理を買って家族で食べました。

まず、なんとしてでも職業訓練校に合格しなければなりません。設備管理、電気科の訓練校です。
合格できなければ失業保険は１５０日（約５ヶ月）、給付制限期間の３ヶ月は
貯金などの貯えで切り抜け、そして５ヶ月、９月までには就職先を決めなければなりません。
しかも未経験職種の設備管理。

でも、せっかくなので人生は一度きり、給付制限期間の３ヶ月間、何もせず、ゆっくり過ごそうと思います。
当然、職業訓練校を合格するために対策は行いますが。

最後の出社日です。
最後の日なので、とくにすることもなく。
（ここで仕事してたら大変です。）
明日から会社は年末年始の休暇ですので、私はずーと休み、無職生活突入。

私の机はカラッポです。
私物はすべて持ち帰りましたから。
この会社に入社して、結婚して、子供ができて、家買って、今まではとりあえず順調でした。
人生山あり谷ありってとこかな。

最後の日の昼食は一人で茶店でカレーを食べました。あとホットコーヒー
もうここで食事することはないな、と思いながら。

辞めた後のこと、いろいろ聞かれたけど、適当に答えときました。
やはり４０代後半の男が仕事を辞めてどうするのか興味があるのでしょう。

最後の一日はすごく時間が経つのが早かったような気がします。
社内の人、取引先の人に挨拶して、最後の一日が終わりました。
なんとも言えない気分でした。

来年からは無職です。
次回から無職生活編です。

ついに来た最後の忘年会です。
年末に退職なので、最後の忘年会です。
そして３日後に最後の出社日になります。

当然ながら退職の挨拶なんかもあります。
まぁ、感謝の言葉を入れて、感じのいい挨拶にしようと思います。

この会社の忘年会も２６回位出席したなぁー
これで最後だぁー

私の退職の挨拶の後、いつもと同じように他の人は来年に向けての
抱負や目標などを語っていました。
会社自体ここ数年、下降線でかなり厳しい状況のようです。
残業代もカットするようなこと言ってました。
給料も能力主義にする。（年功序列ではない！）ということ。

やったことのない仕事でもどんどんプロジェクトに派遣する！
そして、なにがなんでもやれ！とのこと。
まったく経験のない開発言語、業務内容のところに即戦力として派遣されることです。
若い人が多いところに、おっさんが派遣されます。

うわぁー、来年、大変や。

刻一刻と退職の日が迫るにつれて、
ネットなどで４０代無職などで調べていると
悲惨なこばかりヒットしてくる・・・・おいおい大丈夫か？

面接１００社以上受けて全然ダメとか、正社員採用は不可能とか、

求人情報を観てもスペックの高い人材は４０代でもあるみたいだけど・・
すごいキャリアがあり、履歴書に沢山業務実績が書ける人などは少なからずある。
（キャリア採用というやつ）
あと学歴、大卒でないと厳しい・・・・

ちなみに私は全然そんなものありません。
ただのおっさんです。
高卒で、履歴書に書くこともなんもないぞ。
あぁー、やばい。
でも、がんばるしかないです。

退職日間近になると、少しずつ私物を持ち帰るようにしました。
日に日に自分の机の上や引出が、からっぽになっていきます。

名刺の整理をして思ったこと、２５年以上も居て名刺の数が少ない・・・
まぁ営業職ではないのでこんなもんか・・・・

辞めたのが年末なので、街中はクリスマス一色でした。
子供のクリスマスプレゼントは何にしようかなど考えながら歩いてました。

会社を辞める＝逃げる、と思いましたが、
「逃げる」とはある意味勇気が必要です。別の意味でいうと新たなチャレンジです。

年末で退職、無職、正月はどんな気持ちになるのだろう。
厳しいが楽しい無職生活を送るようにしよう！

２６年間務めた会社の退職日が近づいて来ました。
健康保険、雇用保険、厚生年金、等々の説明を受けました。

ハローワークに提出する離職票をできるだけ早く下さいと言いました。
事務の女性の方はできる人なので心配はしていません。

年明けの次の週位には送付します、とのことでした。
離職票と雇用保険証は失業保険を貰うためには絶対必要な書類なので。
会社には早めに作成して貰うようにしなければなりません。

淡々と退職の手続きが進んで行きます。
そして、周りの人も淡々といつもの業務をしています。
なんだか寂しい気もします。

最近、昼休みには会社の周辺を散歩するのが日課になっています。

普通はこの歳（４６歳)で会社を辞めるとなると
たいがいは次の仕事を見つけてから辞めると思うのですが、
私より先に辞めた人はみんなそうでした。
しかし、私の場合は次の仕事は決めていませんでした。

高校卒業してからずーと働いていたので、一度きりの人生なので
少しゆっくりしようかと。

私が描いたプランはこうです。
年内で退職、１月〜３月までゆっくり、４月から職業訓練校に通う、
そして卒業後就職する。（設備管理の仕事希望、だが未経験職種）
こんなうまくいくかな？

職業訓練校に入校するには筆記試験と面接で合格しなければなりません。
ここでしくじると大変です。
今思えば、思い切ったことしたなぁーって思います。