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しのちゃん
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2009年05月19日
「紅茶と私」〜イギリスに魅せられて〜3
                      第3章(前編)

 どうしてもイギリスで生活してみたかった。初めての旅から5年後、私は2年間初めての一人暮らしを決めた。ビザはスチューデントビザ。時間に制限はあるものの、労働も許される。

私はフラット(下宿のようなもの)で一人部屋を借りて生活した。そこで住み始めた時から親切にいろんな事を教えてくれたイギリス人の大家さんが淹れた初めての紅茶は、特別に美味しく感じた。お洒落なマグカップに甘めのミルクティー。

その紅茶はどんな高級茶葉で飲むより美味しく温かいものだった。生活を始めて暫くは50パック入りのスーパーで買う安いティーバックを買っていた。1日4,5杯は飲む。あっという間に無くなってしまうのだ。しかし私はある日を境に少し高めの紅茶を飲むようになった。気が付いたのである。

私は物の価値よりも雰囲気に酔いしれていたのではないかと。場所や水が変わるだけで、1パック数円程の紅茶を美味しく感じさせるイギリスは凄いと感じたのである。

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