新世代APU「Raven Ridge」シリーズの「Ryzen 5 2400G」と「Ryzen 3 2200G」がついに登場しました!
そしてRaven Ridgeシリーズの最大のウリは「内蔵型GPU」となります。
Ryzen 5 2400G・・・RX Vega 11
Ryzen 3 2200G・・・RX Vega 8
「Raven Ridge」シリーズのラインナップは以下の通りになります。
Ryzen 5 2400G・・・23,000円
Ryzen 3 2200G・・・13,000円
(2月現在)
「Ryzen 5 2400G」と「Ryzen 3 2200G」の魅力とは・・・
やはり一番の魅力は「CPU」+「CPUファン」も付いて24,000円でお釣りが出るコスパ最強ゲーミングCPUです。
そもそも「APU」とは?
「CPU」、「GPU」、「APU」と単語がありますが簡単に言えば・・・。
❶「CPU」・・・コンピューターの中枢部分(頭脳)
パソコン全体の性能を重要視する大きな役割
❷「GPU」・・・3Dグラフィックを表示するために計算してくれる画像処理に特化した頭脳
❸「APU」・・・「CPU」+「GPU」を1つにまとめた半導体チップ
定評ある「Ryzen」CPUの高い処理性能を持ちながら軽い3Dゲームも動かせる「GPUを内蔵」した新世代APU「Raven Ridge」が登場しました。
ちなみにIntel社は「内蔵GPU」タイプのものであっても呼び名は「CPU」のままです。
つまり「APU」とはAMD社の半導体チップの呼び名になります。
「内蔵型GPU」のメリットは・・・
❶グラフィックボードが無くても軽いゲームなら遊べてしまう!
❷グラフィックボードのスペースを省いたmini-itx規格の極小PCケースに収まるのでデスク周りやテレビボードの中はスッキリ収納できる!
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気になるスペックは?
ただ安いだけではないのか?と心配になりますがスペックは簡単にまとめてみます。
intel社「Core i3-8350K」が2月現在で20,980円となっていましたので「Ryzen 5 2400G」と「Ryzen 3 2200G」を並べてみます。
CPU | Ryzen 5 2400G | Ryzen 3 2200G | i3 8350K |
コア数 | 4 | 4 | 4 |
スレッド数 | 8 | 4 | 4 |
ベースクロック | 3.6Ghz | 3.5Ghz | 4.0Ghz |
ブーストクロック | 3.9 Ghz | 3.7Ghz | 4.3Ghz |
L1 cache | 384 KB | 384 KB | |
L2 cache | 2 MB | 2 MB | 1.0MB |
L3 cache | 4MB | 4MB | 8MB |
対応メモリ | DDR4-2933 | DDR4-2933 | DDR4-2666 |
PCIeレーン数 | 8 | 8 | 16 |
GPUクロック | 1250Mhz | 1100Mhz | 1150Mhz |
TDP | 65W | 65W | 91w |
気になった項目はPCI Express 3.0のレーン数が「Core i3-8350K」と比べ16本から8本と半分に減少しているのでグラフィックボードのポテンシャルにどんな影響を及ぼすか心配になります。
よって「Ryzen 5 2400G」より「Core i3-8350K」の方が優位?!となりますが次回はスコアを検証します。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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