ラインナップは「64GB」「256GB」の2種類あります。
1.「Oculus」の歴史
2.トラッキングの「6Dof」とは・・・
3.「Oculus Quest 2」の特長
4.開封の儀
5.外観
6. 「Oculus Quest 2」をチェックする
7.「髪」は大切に!
8.PCと繋げば無限のパラレルワールドへ!
9.使ってみた感想
10.良かったところ
11.残念な点、注意する点
12.総評
13.主な仕様
14.関連商品
15.話題のトレンド
16.お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます
「Oculus」の歴史
「Oculus」の歴史
オキュラスの歴史は「Oculus Rift」から始まり「Oculus Go」「Oculus Rift S」「Oculus Quest」「Oculus Quest 2」へと順調に進化してきました。
「Rift S」はPC接続タイプに対し「Oculus Quest」は内部にプロセッサーなど全てを詰め込んだ一体型になります。
進化の過程を整理すると・・・
有線ケーブル・・・「Oculus Rift」「Oculus Rift S」
スタンドアロン型・・・「Oculus Go」「Oculus Quest」「Oculus Quest 2」という感じで分かれます。
よって「Oculus Quest 2」は「第三世代スタンドアロン型」になります。
簡単にスペック表をまとめてみました。
機種名 | Oculus Quest 2 | Oculus Rift S | Oculus Quest | Oculus Rift |
解像度(両目) | 3664×1920 | 2560×1440 | 2880×1600 | 2160×1200 |
ディスプレイ | 液晶 | 液晶 | OLED(有機EL) | OLED(有機EL) |
リフレッシュレート | 72Hz/90Hz (90Hzはアップデートで対応) | 80 Hz | 72 Hz | 90 Hz |
プロセッサー | Snapdragon XR2 | - | Qualcomm Snapdragon 835 | - |
視野角 | 110度 | 110度 | 100度 | 110度 |
トラッキング | 6DoF | |||
外部センサー | 不要 | 不要 | 不要 | 必要 |
コントローラー | Oculus Touch ×2 | |||
瞳孔間距離調整 | あり | なし (ソフトウェア側で調整) | あり | あり |
歴代の「Oculus」と比べてみると「Oculus Quest 2」の解像度がグンと上がったのが分かります。
「VR」はまだまだ始まったばかりのコンテンツなので今後の進化がどのように変わっていくのか楽しみです。
トラッキングの「6Dof」とは・・・
トラッキングの「6Dof」とは・・・
「3Dof」は主に「スマホVR」で採用されてます。
「スマホVR=3Dof」と「Oculus=6Dof」の違いは検知できる動きの数が違います。
「3Dof」・・・頭の 回転 と 傾き
「6Dof」・・・頭の 回転 と 傾き + 移動の位置(VR内でしゃがむ、 歩く ことができる)
よってOculusの「6Dof」は、しゃがむ、歩く動作を検知できることにより更にリアルな体験を実現することができます。
「Oculus Quest 2」の特長
「Oculus Quest 2」の特長
❶まるで映画館にいるような臨場感・・・ヘッドセットに内蔵されたスピーカーが、映画館のような全方位からの迫力あるサウンドを演出します。 遠くで叫ぶ仲間の声や、背後に回り込む敵の足音を立体的かつリアルに感じることができます。
❷VR映像をミラーリング・・・対応テレビやOculusモバイルアプリを使い、VR映像を映し出すことで、あなたがいる世界をみんなと共有することができます。
❸Facebookで一緒に・・・Facebookアカウントにログインすることで、友達と一緒に世界を冒険したり、対戦したりすることができます。
❹PC接続で拡がる可能性・・・Oculus Linkケーブルで、ヘッドセットと互換性のあるPCを接続することで、Riftストアのソフトがプレイできるようになります。(Oculus社HPより引用)
開封の儀
開封の儀
外観
外観
「Oculus Quest 2」をチェックする
「Oculus Quest 2」をチェックする
旧世代「Oculus Rift S」と並べてみます。
また「ストラップ(別売り)」が省かれて「ゴムバンド」に変わりました。
本体に搭載されている位置を検知するカメラの数は全部で「4基」あります。
「Oculus Rift S」は真上に「1つ」設けていましたが「Oculus Quest 2」は左右の上下「2基」のみになりました。
本体のサイドにイヤホン端子があります。
内蔵スピーカーも搭載されていますが、お好みのイヤホンやヘッドホンでもお楽しみいただけます。
充電はこんな感じです。
レンズ部分を左右に動かすと「3段階」に拡げることができます。
次はメガネ着用の「スペーサー」をヘッドに取り付けます。
筆者は「メガネ」を掛けているので付属アイテムで助かります。
左「取り付け前」、右「取り付け後」
「正面」
❶ゴムバンドの調整は必須です。
ゴムバンドを調整します。
まず端の固定ベルトを後頭部が長くなるように引きながら伸ばします。
バンドを丁度良く締めると「目下」から外の「光」が漏れます。
なので「光」が入らないように、もっと強く締めます。
またまたアクシデント発生です!
次は「ゴムバンド」が強くて「眼球」が圧迫されます。
さらに強く締めてるにも関わらず、わずか「目下」に光が漏れます。
原因は「バンド」の固定位置が中心よりも上にあります。
つまりこんな感じで反作用が働きます。
またまたアクシデント発生です!
「ゴムバンド」がキツ過ぎるせいで被る際に「髪」が抜け落ちます!
「髪」は大切に!
「髪」は大切に!
ここで「ゴムバンド」の問題解決に必須アイテムが「ストラップ(別売)」です。
このように外側に向かって力を入れると外れます。
中央の「ダイヤル」を回せば、とても良い感じに締められます。
ただし「鼻」あたりは少々、漏れますが別売りのシリコンカバーで何とかなりそうです。
「ストラップ」と「ゴムバンド」の違いを見てみます。
左「ストラップ」、右「ゴムバンド」
見た目だけでなく被るのが楽になったので気軽に楽しめるようになりました。
ここで「Oculus Rift S」と並べてみます。
次はPCと繋ぐ「Oculus Linkケーブル」を見てみます。
PCと繋げば無限のパラレルワールドへ!
PCと繋げば無限のパラレルワールドへ!
ここで「ひと工夫」です。
念のため「コネクタ」に「バンド」で留めることをお勧めします。
こんな感じです。
早速、スイッチオン!
使ってみた感想
使ってみた感想
パッケージが「簡略化」されてコストが抑えられて良いのですが付属「ゴムバンド」のせいで作りが少々、チープな感じがします。
「ゴムバンド」はオマケというつもりでいて「ストラップ」を装着することをオススメします。
特に「ビートセイバー」など激しい動きは必須アイテムです。
「YouTube」など動画鑑賞メインであれば「ゴムバンド」で十分です。
「コントローラー」形状がやや横に拡がって指が届きにくくなりました。
筆者は手が小さいので「Oculus Rift S」の方が使いやすかったです。
「Oculus Quest 2」では「瞳孔間距離調整」が物理的に調整できるうえ、「メガネスペーサー」が活用できるので視界の見え方が変わり没入感がグッと増して楽しめるようになりました。
良かったところ
良かったところ
❶ケーブルレスで被るのが億劫にならないです。
ケーブルがあるだけで遊ぶまでに気が重くなります。
ケーブルレスは快適で使用頻度がグッと上がります。
❷別売りの「ストラップ」を導入すれば「Oculus Rift S」以上に快適です。
特に「メガネ」併用ができて視界がハッキリして没入感が増してきます。
❸「瞳孔間距離調整」が物理的に調整できるので、とても便利です。
「Oculus Rift S」ではソフトウェアを使用したので、とても面倒で効果も分かりづらかったです。
❹内蔵スピーカーの音が意外と良いです。
ラジオのように「シャカシャカ」したイメージを持ちましたが若干、低音が効いていてボリュームを最大にしても、うるさく感じませんでした。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
❶「ゴムバンド」が激しい動き前提に設計されていない。
特に「ビートセイバー」など遊びたい方は「ストラップ」が必須アイテムです。
❷個人差はありますがコントローラーが横に拡がって手が小さい方は指が届きにくく使いづらいかもしれません。
❸鼻あたりの隙間から少々、光漏れがあります。
対策として光漏れを防ぐ「シリコンカバー」が売っているので気になる方は用意したほうが良いでしょう。
総評
総評
「Oculus Quest 2」はガジェット感を無くしデザインを大きく変えてリビングルームに溶け込みやすくなりました。
「ワイヤレス」になることで、ふとした瞬間「Oculus Quest 2」に手を伸ばしやすくなることで「VR」が一般ユーザーに身近になれるよう工夫されました。
そのおかげで「VRの世界」に興味なかった方も「VR」の魅力に惹かれ、いつの間にか用途が「遊び」から「実用」へ欠かせない存在になることでしょう。
よって老若男女問わず誰でも気軽に楽しめる「Oculus Quest 2」は一家に1台の時代が来る日が遠くないでしょう。
さて、もうすぐ冬休みです。
コロナの影響でじっと部屋にこもっては体が鈍ってしまいます。
運動がてら「VRの世界」で羽ばたいてみませんか?
主な仕様
主な仕様
タイプーVRヘッドセット
ディスプレイタイプーLCD
ディスプレイ解像度ー片目あたり:1832x1920
視野角ーリフレッシュレート 60、72、90 Hz
接続端子ーUSB Type-C/3.5mmオーディオジャック
お目通し戴き、ありがとうございました。
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