今回ご紹介するのは2018年10月19日に発売されたASUS社「ROG-STRIX-RTX2070-O8G-GAMING==RTX2070」です。
ROG-STRIX-RTX2070-O8G-GAMING とは・・・
RTX2070 は発売当初は10万円近い価格でしたが発売から半年以上が経過し6万円半ばくらいまで価格が下がり今は、とてもお買い求めやすくなりました。
発売当初に購入することはご祝儀価格も含め性能の割に少々、高い気がしますが最近はアマゾンにて「59480円」で売っていたので買い時が来たと思い購入しました。
現在、価格が下がった RTX2070 はグラフィックボードの中で一番、売れてます。
RTX2070 の最大の魅力は解像度がフルHDのワンランク1つ上の「2540×1440」のモニターで「60fps」を下回らないスペックの持ち主です。
RTX2070 のスペック表を作成しました。
GPU | GTX 1660ti | RTX 2060 | RTX 2070 | GTX 1070 | RTX 2080 | RTX 2080 TI |
コア数 | 1536 | 1920 | 2304 | 1920 | 2944 | 4352 |
ベースクロック | 1500 MHz | 1365 MHz | 1410 MHz | 1365 MHz | 1515 MHz | 1350 MHZ |
ブーストクロック | 1770 MHz | 1680 MHz | 1815 MHz | 1800 MHz | 1710-1810MhZ | 1545-1635Mhz |
メモリ | 6GB GDDR6 | 6GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR5 | 8 GB GDDR6 | 11 GB GDDR6 |
バス幅 | 192 bit | 192 bit | 256-bit | 256 bit | 256-bit | 352-bit |
メモリ転送レート | 12 gbps | 14 gbps | 14 gbps | 8 gbps | 14 gbps | 14 gbps |
メモリ帯域幅 | 288 GB/S | 336 GB/S | 448 GB/S | 256.3 GB/S | 448 GB/S | 616 GB/S |
TDP | 120 W | 160 W | 175-185W | 150 W | 108-210W | 225-250W |
今こそ RTX2070 が一番コスパに見合った、とても魅力的なグラフィックボードなのです。
RTX2070 はフルHDで性能を余らすほどの実力はあるのか?!
それでは早速、レビューしたいと思います。
「ROG-STRIX-RTX2070-O8G-GAMING」の特長
❶NVIDIA TURING ROG GeForce RTXグラフィックスカードは、Turing GPUアーキテクチャと全く新しいRTXプラットフォームを採用しています。これにより、前世代のグラフィックスカードから性能を最大6倍まで引き上げ、リアルタイム・レイトレーシングとAIをゲームにもたらします。
❷DirectX 12: よりリアルなゲームのために強化された新しい視覚効果とレンダリング技術を搭載
❸NVIDIA Shadowplay フレンド間で高品質なゲームプレイ映像・スクリーンショット・ライブストリームの録画・共有が可能
❹特許取得済みのウイングブレードファンは、高い風量、ノイズレベルの低減、IP5X認定防塵性能を搭載し、サイレントゲーム用の0dBモードに対応
❺MaxContactテクノロジーにより、GPUチップとの2倍の接触が可能になり、熱伝導性を向上
❻Auto-Extremeテクノロジーによる自動化で、システムの信頼性を向上
❼Super Alloy Power IIは、プレミアム品質の合金製チョークコイル、固体ポリマーコンデンサ、そしてTuringのコアに動力を供給する高電流パワーステージを採用
❽ASUS FanConnect IIは最適なシステム冷却のために2つのハイブリッド制御ファンヘッダーを装備
GPU Tweak IIは直感的なパフォーマンス調整と温度制御を提供 (ASUS社HPより引用)
開封の儀
外観
「ROG-STRIX-RTX2070-O8G-GAMING」をチェックする
ウィングブレードは真っ直ぐで旧世代GTX10XXシリーズと同じ外観です。
肝心な冷却性能はしっかりしているので問題ありません。
インターフェースは「ディスプレイポート」「HDMI」が各2つ「USB−typeC」を1つ備えています。
接続ピンは「8ピン」と「6ピン」を使用します。
換装の際の準備
グラフィックボードを取り換えるときに古いドライバの削除をおススメします。
古いドライバ削除の詳しくはこちら!
LEDライティング「AURA」をインストール
「RTX2070」はユーティリティソフトのLEDライティングをインストールする必要があります。
ライティングの様子
スイッチはワンタッチで楽々!
夜間、PCのLED照明が眩しくて眠れないなど、わざわざPCを立ち上げてライティングソフト「AURA」にてLEDをオフに操作しなくてもボタン1つでオン/オフが可能です。
「P MODE」・・・パフォーマンス重視
「Q MODE」・・・静音重視
それぞれのスイッチはゲーム中でも操作できるので、とても便利です。
それでは「ROG-STRIX-RTX2070-O8G-GAMING」のベンチマークを検証していきます。
「ROG-STRIX-RTX2070-O8G-GAMING」のスコアを検証
PC構成
【CPU】Core i7 「9900K」
【マザーボード】「ROG MAXIMUS XI FORMULA」
【メモリ】キングストン社「HyperX Predator RGB 4000MHz 8×4/32GB」
【GPU】「ROG-STRIX-RTX2070-O8G-GAMING」
今回はGPU別にベンチマークを比較します。
用意するGPUは「RTX2070」「RTX2060」「RTX2080」「GTX1660ti」「GTX1070」です。
SHADOW OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
RISE OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「デフォルト設定」
WQHDでは、やや重い印象です。
ディビジョン2−「デフォルト設定」
ゴーストリコン ワイルドランズ−「デフォルト設定」
ひと通りゲームしてみた感想
フルHDで画質を最大にしても常時100fpsは軽く動作するので非常に快適です。
もちろんWQHDでも60fps前後で安定するのでワンランク1つ上の画質で遊ぶことをオススメしたいです。
ただウルトラワイドモニター(UWQHD)は少し厳しい。
4Kでは、どのタイトルでも30fpsを下回るのでオススメしません。
RTX2070はRTXシリーズの中では騒音が大きく熱を持ちやすい感じがします。
実際に室温28℃の環境下でバイオハザードRE2を遊んでいたら熱暴走を起こしてしまいゲームが強制終了となりました。
PCケースのサイドパネルを開けておけば大丈夫でしたので十分な熱対策はしておくと良いです。
良かったところ
❶フルHD、WQHDで最新のゲームがストレスなく快適に遊べます。
❷6万円台で購入できる今だからコスパ最高!
参考までにRTX2080の価格は9〜10万円くらいします。
残念な点、注意する点
❶騒音が大きく熱くなりやすい。
❷本体が大きい(長い)ので、お手持ちのPCケースの全長(305mm以上)の余裕があるか、ご確認ください。
総評
発売当初(9万円半ば)に購入するなら割に合わないスペックでしたが発売から半年以上の時を経て6万円台で購入できる今だからこそ「RTX2070」は魅力的なGPUではないでしょうか!
今、GPUの購入を検討しているならば「RTX2080」は高価すぎるし、かと言って「RTX2060」は少し物足りないという方にピッタリな「ROG-STRIX-RTX2070-O8G-GAMING」がオススメです。
フルHD、WQHDでスムーズかつ美麗なグラフィックをご堪能あれ!
お目通し戴き、ありがとうございました。
AD: N.K
ASUS NVIDIA GeForce RTX 2070搭載 トリプルファンモデル 8GB ROG-STRIX-RTX2070-O8G-GAMING |
主な仕様
幅x高さx奥行-305x130.6x48.9 mm
関連商品
関連商品
|
|
トレンドアイテム
トレンドアイテム
|