2019年04月29日
【新世代IPSパネル】ASUS社「ASUS VG279Q」ゲーミングモニターをレビュー
「ASUS VG279Q」はフルHD(1920×1080)でIPSパネルの144Hz、応答速度1msが最大の特長です。
今まで、ありそうでなかったスペックなので「ASUS VG279Q」が日本で発売したのが非常に嬉しい。
しかも「Adaptive-Sync」が対応なので「AMD/NVIDIA」の両方のグラフィックボードが使えて「カクツキ」「画面のズレ」「チラつき」のないスムーズなゲーム画面で楽しむことができます。
「ASUS VG279Q」の特長
❶27インチのIPSパネルでフレッシュレート144Hzの高速駆動とAdaptive-Sync(FreeSync)機能を搭載し、カクつきやチラつきのないスムーズなゲーム画面を実現できます。
❷「Shadow Boost」は画像の暗い部分をはっきりさせ、明るい部分を過度に露出せずに全体を明るくします。
❸1ms (MPRT)の高速応答速度とモーションブラーやティアリングを除去できるASUS独自の「Extreme Low Motion Blur」を搭載
❹入力遅延を極限まで抑えるGameFast入力技術を搭載
❺ゲームをより快適に楽しめるGamePlusホットキーとゲーム画面を最適化するGameVisual機能を搭載
(ASUS社のHPより引用)
開封の儀
外観
「ASUS VG279Q」をチェックする
モニター背面にはLEDなど装飾品は一切なくシンプルなデザインです。
背面に彫り込まれているラインはマヤ文明を彷彿させるデザインでASUSらしいです。
モニター上部を覗くと排気口があると思いきゃ背面中央の両サイドにありました。
「ASUS VG279Q」を組み立てる
組み立ては「ドライバー不要」で超簡単です!
スタンドの裏には「プラスねじ」とハンドルが付いているので工具不要!
アクセントの赤も絶妙にキマってます!
ここでモニターを縦画面(ピボット機能)にしてみます。
横画面と縦画面の様子
用途に応じて使い分けると便利です。
次は上下の高さを見てみます。
傾きを見てみます。
ケーブル周りの準備
各接続ケーブルです。
❷電源アダプター&ケーブル
❸DPケーブル
インターフェイスは「DVI-D」「HDMI」「DP」「音声入出力」です。
電源ケーブルが細いのでコードの取り回しが良く扱いやすいです。
接続準備が終わり電源アダプターのコンセント挿してスイッチオン!
スイッチオン!
と一番最初に・・・。
色味をチェックしてみます。
まず白い画面を見てみます。
電気を消して白を見てみます。
次は赤・・・
緑・・・
青・・・
黒表現はどうか?!
ゲーム画面を見てみます。
今、話題の最新ゲーム「デビルメイクライ5」です。
髪の湿っぽい様子もバッチリ表現しています。
とにかく黒表現が見やすくなりました。
もはや黒つぶれは過去の話です!
最近の「IPSパネル」は発色が良い!
それと人の肌がリアルすぎる!
美麗なグラフィックが隅々まで「白飛び」「黒つぶれ」が起きることなく表現できるので 「VG279Q」のポテンシャルは最大限に引き出しています。
色調に感動したところで次は視野角を見てみます。
IPSパネルの最大の強みは斜めから見ても発色が破綻しにくいことです。
❶正面
❷サイド
❸上
モニター背面のコントローラーを使って簡単に機能を紹介します。
まず最初にやっておくことはメニュー言語を「日本語」にします。
❶GameVisual・・・「シーンモード」「レースモード」などシーンに応じて簡単設定します。
❷ブルーライト低減・・・「レベル0」〜「レベル4」まで調整できます。
「Adaptive-Sync / FreeSync」をオン/オフします。
画面パネル間に黒挿入をオン/オフします。
以上、機能の紹介でした。
最後になりますが「VESA」対応します。
使ってみた感想
FPSなどマウス操作がキビキビ反応します。
今までTVをモニター代わりにPCゲームしてたら反応が良すぎてフラフラするかもしれません。
ここで一つ気になった点があり、しばらくゲームをしていると何となく画面がぼけていることに気が付きました。
それはドットピッチによる画面の明瞭度です。
解像度はフルHD(1920×1080)ですがメーカーや型番、サイズによって様々な明瞭度に違いがあります。
「VG279Q」の場合、ドット1粒がマイルドな仕上がりです。
一応、設定で「VividPixel」で調整できますが単に輪郭がはっきりするだけで1粒のドットはクッキリするわけでない。
例えると4Kモニターで2Kにダウンコンバートしたような明瞭度といった方がイメージしやすいかもしれません。
良かったところ
❶黒つぶれ、白飛びが少ない
❷LEDなど余計な装飾がない
❸応答速度1msでキビキビしたレスポンスの良さ
❹IPSパネルによる144Hzは発色が綺麗で見やすい
残念な点、注意する点
❶入力信号の反応が遅い(10秒くらい)
❷値段が高い(A社はHDR搭載で、ほぼ同スペックで3万前半で購入できます)
❸HDR非対応(かなり痛いです!)
❹内蔵スピーカーの音は悪いです。
おまけと思って良いと思います
総評
新世代IPSパネルは144Hzの応答速度1msがようやく主流になりました。
最近までは4msくらいが普通でした。
パネル以外のスペックが同じでも「VA」「TN」では色味や視野角が満足できないものが多かったです。
だからこそ「IPS/144Hz/1ms」のキーワードに飛びつきました。
旧世代「TN-VA/144Hz/1ms」を新世代「IPS/144Hz/1ms=VG279Q」へ移行しませんか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
もしも、お時間がございましたら、お立ち寄りいただければ幸いです。
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主な仕様
サイズ
本体サイズ (W×D×H) (スタンド含む) : 幅619mm×奥行き211mm×高さ(375〜506)mm
本体サイズ (W×D×H) : 幅619mm×奥行き50mm×高さ363mm
質量
約5.6 kg(スタンド含む)
約3.2 kg
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