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2015年02月27日

不思議絵師 蓮十

不思議絵師 蓮十―江戸異聞譚 かたやま和華

不思議絵師 蓮十―江戸異聞譚 (メディアワークス文庫)

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 複雑な過去を持ち、描いた絵が命を持ってしまう不思議な力を持った江戸時代の美貌の絵師・石蕗蓮十が自分の力のせいだったり、そうでなかったりで巻き起こる事件を地本問屋・水鏡堂の小夜お嬢さんや歌川国芳と解決していく。
 蓮十は自分に思いを寄せる明るく闊達な小夜の気持ちにとことん鈍感でお人よし、内容的にはラノベ的。
 三部構成でサラッと読めます。


 第一話 真冬の幽霊
 自分が描いた絵から出てきた蛙と兎と亀がやいのやいの言う長屋に一人暮らしの蓮十、以前に描いた相模屋の亡きお内儀の絵が夜な夜な抜け出すという話を聞き、自分が描いた為にそんなことが起きたのかと事の真相を探る。
 前のお内儀さんと新しい後妻さんのどっちが、っていう話だけどまあその辺はなんとなく初めからわかるので謎解きというよりはサスペンスですかね。

 第二話 絵くらべ
 国芳登場回。歌川国芳・実在した歌川一門の絵師、猫好きで有名。検索すると春画も結構出てきちゃうので注意。
 料理屋・卯波の襖絵を国芳と蓮十が一対ずつ描き出来を競うという仕事を季節ごとに行っている。
 夏、秋、冬、春と絵を描いていくが夏と春に絵に熱中するあまり抜け出ないように絵に綻びを作るのを忘れ出てきてしまって一騒動。ドタバタ劇。

 第三話 桜褪め
 さくらざめ。町でも人気の火消しと冴えない妻の切ない話。
 町で付け火の事件が連発し蓮十が疑われるが蓮十やその他の目撃証言から、蓮十が刺青の下絵を描いた火消しの背中から抜け出た女の仕業ではないかと思った蓮十。事件の真相を小夜と一緒に探っていく。
 

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posted by 那由他 at 13:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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