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2015年04月03日

うちの執事が言うことには

うちの執事が言うことには 高里椎奈

うちの執事が言うことには (角川文庫)

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 突然引退すると言った父に代わり烏丸家の27代当主になった花穎は子供の頃から信頼していた父の執事・鳳が自分の執事になるものだと思い、留学先のイギリスから帰ってくるが衣更月と名乗る見知らぬ執事。仕事は出来るが主人である花穎を若干馬鹿にしているような態度にイライラしつつ烏丸の当主となったことで降りかかってくる災いに立ち向かっていく、ミステリー。

第1話 裸の王様と嘘つき執事
 久しぶりに帰った烏丸邸で目が覚めるや否や起こる侵入盗事件。警察に連絡しない執事に何故かと問えば内部犯だろうから家名を汚さぬようにだと言う。
 この事件は最後に現れて鳳が解決していってしまいますが、使用人紹介と衣更月の本性大爆発の回w。

第2話 白黒羊と七色の鬼
 花穎、招待状が来ていたパーティーへ行きます。社交界デビュー。しかしそのパーティーで花穎は暴行事件の犯人に仕立て上げられかける。ドロドロ。

子犬のワルツ
 屋敷に迷い込んだ犬にこっそり餌をやっていた花穎。
 理不尽で殺伐とした話が多い中、余談?かな。

第3話 ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家
 花穎が花穎の父親・真一郎を慕っている壱葉と一緒に誘拐される。誘拐された先で殴られたり縛られたり随分な目に遭った結果、花穎と衣更月は状況から犯人を突き止める。
 犯人がわかってその上であの結果なのには花穎、寛大だな。っていうかいいのか…と思わざるをえませんでした。

うちの執事が言うことには 4 (角川文庫)





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posted by 那由他 at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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