2018年03月25日
物語は紡がれていく――。-薬屋のひとりごと-[小説]
『薬屋のひとりごと(2)』
<レーベル>:ヒーロー文庫
[著者]:日向夏
(イラスト):しのとうこ
《プロローグ》
大陸の中央に位置する、とある大国。
その皇帝のおひざ元に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、
そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
稀代の毒好き娘が、今日も宮中を駆け回る―――。
◇
後宮女官を解雇させられた猫猫(マオマオ)は、
花街に戻ってきた。しかし、戻るや否や、
今度は超美形の宦官壬氏(ジンシ)の
お付として、外廷に出仕することになる。
倉庫の小火、官僚の食中毒、
腕利き職人が残した不変な遺言の
調査など奇妙な事故や事件が多発する中、
猫猫は、重なり合うそれらの事件がある
一つのことに収束することを知るが…
そしてそんな中、壬氏に付きまとう
武官羅漢(ラカン)が現れる。
変人として有名なこの男は、何かに
つけて壬氏に問題を持ってくるようになる。
それは、羅漢が古い緑青館の馴染みで
猫猫をよく知っていたためであった。
猫猫に対してただならぬ執着を持つ
羅漢の本当の狙いとは一体――?
過去と現在が交わる中で、
物語は紡がれていく――。
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