2017年03月29日
小説より怖い衝撃のノンフィクションおすすめ5選
推理小説やミステリー以上の緊迫感と衝撃をノンフィクションで。
『下山事件 最後の証言』柴田哲孝
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あらすじ/内容
「私の祖父は、実行犯なのか?」昭和24年7月6日、初代国鉄総裁下山定則(しもやまさだのり)が轢(れき)死体で発見された。戦後史最大の謎「下山事件」である。戦時中は陸軍、戦後はGHQの特務機関員だった祖父。彼が在籍した「亜細亜(あじあ)産業」に蝟集(いしゅう)する政財界人、日米諜報員の実態を親族、特務機関長の生々しい証言をもとに暴(あば)く第一級のドキュメント。
『日本の黒い霧』松本清張
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あらすじ/内容
戦後日本で起きた怪事件の数々。その背後には、当時日本を占領していた米国・GHQが陰謀の限りを尽くし暗躍する姿があった。しかし、占領下の日本人には「知る権利」もなく真相を知る術もなかった。抜群の情報収集力と推理力で隠蔽された真相に迫った昭和史に残る名作。
『連合赤軍「あさま山荘」事件』佐々淳行
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あらすじ/内容
死者三人、負傷者二十七人、動員された警察官のべ十二万人、報道陣六百人。テレビ中継の視聴率は史上最高を記録。厳寒の軽井沢の山荘で何が起きたのか?当時現場で指揮をとった著者のメモを基に、十日間にわたって繰り広げられた戦後警察史上最悪の事件の一部始終を克明に再現した衝撃のノンフィクション。
『桶川ストーカー殺人事件』清水潔
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あらすじ/内容
ひとりの週刊誌記者が、殺人犯を捜し当て、警察の腐敗を暴いた…。埼玉県の桶川駅前で白昼起こった女子大生猪野詩織さん殺害事件。彼女の悲痛な「遺言」は、迷宮入りが囁かれる中、警察とマスコミにより歪められるかに見えた。だがその遺言を信じ、執念の取材を続けた記者が辿り着いた意外な事件の深層、警察の闇とは。「記者の教科書」と絶賛された、事件ノンフィクションの金字塔。
『再審無罪』読売新聞社
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あらすじ/内容
東京・渋谷区円山町で事件は起き、ひとりの外国人に無期懲役の判決が下された。しかし事件から14年後、新たなDNA鑑定が隠蔽された真実を明らかにし、再審無罪の扉を開いたー。2012年度新聞協会賞を受賞したスクープのドキュメント。
おわりに
事実には小説以上の強さがあります。受けた衝撃の分だけ深く考えさせられるに違いありません。
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