2018年05月17日
小学生向けプログラミング言語 ベスト4
プログラミング教育の必修化
3月30日に2020年度(平成32年度)から実施される新小学校学習指導要領において、
文部科学省より小学校プログラミング教育の必修化が公表されました。
これに伴い全国の地方自治体を巻き込んでの子供向けプログラミング言語が
話題になっています。
とはいえ、中には一般企業が独自製品を地方自治体に導入するなど、
子供の育成よりも利益重視の側面が見え隠れするため、
どの言語が本当に適切であるかは、慎重に選定する必要がありそうです。
おすすめの小学生向けプログラミング言語 ベスト4
1位 Scratch
Scratch
なんといっても世界レベルの高度な技術で作り込まれたScratchは外せません。
マサチューセッツ工科大学発のこの言語環境は、
低年齢の子供から大学生までと幅広く利用できる環境です。
ユーザーインターフェースは、
スプライトエリアにブロックをドラッグするだけで、動きや音、演算までできる優れものです。
世界中で利用されているためコミュニティも活発です。
さらに、Scratchをベースにしてさまざまな派生が開発されており、
LinuxやAndroidが世界中に広まったように、
ますます進化を遂げる可能性を秘めています。
今や、Scratch抜きでは考えられない分野だと思います。
2位 プログラミン
プログラミン
Scratchの派生版である文部科学省のプログラミンも魅力的です。
わかりやすい使い方ムービーやおてほんプログラムが日本語となっており、
可愛らしいキャラクターが子供達の関心を集めます。
さすがに文部科学省のお墨付きなので、安心して利用できそうです。
このように、Scratchベースの派生言語が主流になる事には間違いなさそうなので、
文部科学省発のプログラミンの今後が気になるところです。
3位 ビスケット
プログラミン
オンラインゲームソフト会社のソフトギアのデザイン部隊が元になって開発されたビスケット。
取引先には、NTTや電通、フジテレビなどのの有名どころが名を連ねています。
アニメーションやゲームを作るのならビスケットがお勧めです。
4位 アルゴロジック
プログラミン
JEITA発のアルゴリズム体験ゲーム。
アルゴリズムを視覚的に理解するにはもってこいです。
このJEITA、アルゴリズムに特化しているのが一番の特徴。
コンピュータシステム言語が有する各種フレームワークなどは、
さまざまなアルゴリズムの集合体でもあるため、
アルゴリズムを理解しておく事はとても重要になります。
サイトをご覧いただくとわかるように、
非常にかっちりとしたデザインになっており、
まじめ感満載の好印象を与えているのも、
さすがJEITAです。
まとめ
ほかにもサイバーエージェントのQUREOや
大阪電気通信大学のドリトルなどあるようですが、
QUREOについては未確認ですが、これもScratchベースに見受けられます。
ドリトルは、他に比べると全く違うコンセプトにも見受けられ、
どのように進化してくのか楽しみではあります。
とにかく、
現段階では子供の習熟度に合わせて色々な製品を触ってみるのも良い手法です。
まずは、上記4つを比べてみてはいかがでしょうか。
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