2016年02月22日
インターネットのモバイルファースト化により、インターネット広告の抜け穴が見つけやすくなっている件
今回の記事タイトルが「水曜日のダウンタウン」みたいになっていますが、
記事を書いていて一番スッと腑に落ちたものなので許してください。
Google、ウェブ検索結果右側の広告枠を廃止へ
さて早速ですが、
2月20日時点で日本国内および米国内の検索結果の右側の広告が表示されなくなっているようです。
Confirmed: Google To Stop Showing Ads On Right Side Of Desktop Search Results Worldwide
今回の実施はモバイルファーストへの対応とみられており、
Googleに続いて、BingやYahooなども広告枠の廃止がなされていくものだと思います。
モバイルファーストとは、Webサイトやソフトウェアの開発・運営方針の一つで、
スマートフォンなどの携帯端末向けの版をパソコン向けなどより先に、あるいは同時に公開すること。
また、サイトやソフトの機能や表示、操作方法を設計する際に、携帯端末での使いやすさを常に優先すること。
Webサイトやネットサービス、ソフトウェアなどを開発・公開する際、
これまではパソコン版が先行し、後からモバイル版が公開されることが多かった。
また、モバイル版は機能が制限されたり、パソコン版の設計がそのまま持ち込まれて表示や操作がしにくかったりと、
「おまけ」的な扱いに留まることが多かった。
これに対し、モバイルファーストでは設計や開発に際し、
モバイル環境への対応を常に最優先する姿勢を表し、
モバイル版をパソコン版と同時、または先行して提供したり、
モバイル向けの設計を先に行ってそれに合わせてパソコン版を開発する。
スマートフォンやタブレット端末が急速に浸透していることを受け、
モバイルファーストを表明する企業が増加している。
(出典:IT用語辞典)
JEITA(電子情報技術産業協会)の調べ(4月〜12月)によると、
2015年度の国内におけるパソコン出荷台数は前年比73.5%の507万台で、
前年比91%のモバイルノートに比べデスクトップは前年比62.5%と、
出荷数が激減していることがわかります。
これに対しスマートフォン出荷台数はというと、
MMRI(株式会社MM総研)の調べ(1月〜12月)によると、
前年比0.4%減の2,758万台となっています。
ちなみにガラケーは前年比22.6%減の819万台でした。
単純にみても、いまやスマホはパソコンの5倍以上もの人が利用していると考えられ、
より需要の多い端末への対応は当然であり、
今後益々モバイルファースト化の流れは速まると思います。
以上のようにGoogleによる広告枠の廃止はモバイルファーストの一環だと察することができました。
まぁ、別に広告を出す側にすれば、パソコンでもスマホでも変りはないので、
見やすく成って、コンバージョンが向上するのであれば問題は無いでしょう。
また、費用は嵩みますがPLA広告のみ引き続き表示されるそうなので、
要はGoogle様に従っていくしかなさそうです。
しかし、Googleに従うにしても費用をかけるわけですから、
少しでも、お得な方がいいですよね。
ココからが今回の本題です。
いかにして少しでも得な広告を出すかです。
掻い摘んで説明すると、
「多くの人が検索」するけども「競合がいない」、「費用が安い」単語が費用対効果が一番高い広告になります。
そして、今回のGoogleによるウェブ検索結果右側の広告枠を廃止が、
この単語を見つけやすくしています。
例えば、「無料ホームページ」「無料サーバー」「無料ドメイン」「無料ブログ」。
どれも良く似た属性の単語です。
Googleで検索すると、以下のような感じで表示されます。
ここの注目して欲しいのが、右横の広告と、検索トップの広告です。
「無料ホームページ」「無料サーバー」に関していえば、右横広告+トップ広告と盛り沢山の広告が貼られています。
「無料ドメイン」の場合だとトップ広告が貼られています。
もし、これらの単語で広告を貼るとした場合、既に多くの競合が存在するわけです。
しかし、「無料 ブログ」だとどうでしょう。
なんと、広告が一切貼られていません。
さらに、Googleアドワーズで比較してみると、
なんと、「無料ブログ」の方が「無料サーバー」や「無料ドメイン」より多く検索されているのに、
入札単価は「無料ホームページ」をも抑えて78円と一番安いのがわかります。
これらのことを踏まえて広告するなら、
自身のサイトでは、「無料ドメイン」「無料サーバー」「無料ホームページ」などの情報も網羅しつつ、「無料ブログ」を前面に押し出し、
このページへの広告を出稿すべきなのです。
そうすることで、「無料ブログ」でGoogle検索されると、右横やトップに広告が独占的に表示されます。
しかし一位表示されることになるので、その広告の下部に拡張サイトリンクを表示でき、
さらに誘導率を高めることができるようになります。
実はこういった独占的広告+一位表示の特権である拡張サイトリンクを利用できる単語がまだまだあります。
例えば、「ネイル」「ネイルサロン」「ネイル 安い」「ネイル デザイン」などです。
実は「ネイル」「ネイル サロン」「ネイル 安い」で検索すると、多数の広告が出稿されているのですが、
「ネイル デザイン」であれば競合はありません。
されに、「ネイル デザイン」は「ネイル サロン」よりも多くの人が検索しているのに、入札単価は「ネイル サロン」より安いのです。
また別の例では、
「中古自動車」と「中古車」
「中古車」で検索する人の方が圧倒的に多いのに、
「中古自動車」の方が広告費が高く、さらに競合も多いわけです。
まぁ、探せば他にもまだまだありますが、
基本的には同義語なのに、競合が少なく、入札単価も安いものがあるというわけです。
特に、全く競合がいなければ拡張サイトリンクの利用が可能となるので、
費用対効果はかなり高くなります。
Googleが行ったモバイルファーストへの対応は、
実は広告主へチャンスを与えるものなのかもしれません。
記事を書いていて一番スッと腑に落ちたものなので許してください。
Google、ウェブ検索結果右側の広告枠を廃止へ
Google、ウェブ検索結果右側の広告枠を廃止へ
さて早速ですが、
2月20日時点で日本国内および米国内の検索結果の右側の広告が表示されなくなっているようです。
Confirmed: Google To Stop Showing Ads On Right Side Of Desktop Search Results Worldwide
今回の実施はモバイルファーストへの対応とみられており、
Googleに続いて、BingやYahooなども広告枠の廃止がなされていくものだと思います。
モバイルファースト
モバイルファーストとは、Webサイトやソフトウェアの開発・運営方針の一つで、
スマートフォンなどの携帯端末向けの版をパソコン向けなどより先に、あるいは同時に公開すること。
また、サイトやソフトの機能や表示、操作方法を設計する際に、携帯端末での使いやすさを常に優先すること。
Webサイトやネットサービス、ソフトウェアなどを開発・公開する際、
これまではパソコン版が先行し、後からモバイル版が公開されることが多かった。
また、モバイル版は機能が制限されたり、パソコン版の設計がそのまま持ち込まれて表示や操作がしにくかったりと、
「おまけ」的な扱いに留まることが多かった。
これに対し、モバイルファーストでは設計や開発に際し、
モバイル環境への対応を常に最優先する姿勢を表し、
モバイル版をパソコン版と同時、または先行して提供したり、
モバイル向けの設計を先に行ってそれに合わせてパソコン版を開発する。
スマートフォンやタブレット端末が急速に浸透していることを受け、
モバイルファーストを表明する企業が増加している。
(出典:IT用語辞典)
2015年 パソコン、スマホの出荷台数
JEITA(電子情報技術産業協会)の調べ(4月〜12月)によると、
2015年度の国内におけるパソコン出荷台数は前年比73.5%の507万台で、
前年比91%のモバイルノートに比べデスクトップは前年比62.5%と、
出荷数が激減していることがわかります。
これに対しスマートフォン出荷台数はというと、
MMRI(株式会社MM総研)の調べ(1月〜12月)によると、
前年比0.4%減の2,758万台となっています。
ちなみにガラケーは前年比22.6%減の819万台でした。
単純にみても、いまやスマホはパソコンの5倍以上もの人が利用していると考えられ、
より需要の多い端末への対応は当然であり、
今後益々モバイルファースト化の流れは速まると思います。
インターネット広告の抜け穴
以上のようにGoogleによる広告枠の廃止はモバイルファーストの一環だと察することができました。
まぁ、別に広告を出す側にすれば、パソコンでもスマホでも変りはないので、
見やすく成って、コンバージョンが向上するのであれば問題は無いでしょう。
また、費用は嵩みますがPLA広告のみ引き続き表示されるそうなので、
要はGoogle様に従っていくしかなさそうです。
しかし、Googleに従うにしても費用をかけるわけですから、
少しでも、お得な方がいいですよね。
インターネット広告枠を少しでも、お得に利用する方法
ココからが今回の本題です。
いかにして少しでも得な広告を出すかです。
掻い摘んで説明すると、
「多くの人が検索」するけども「競合がいない」、「費用が安い」単語が費用対効果が一番高い広告になります。
そして、今回のGoogleによるウェブ検索結果右側の広告枠を廃止が、
この単語を見つけやすくしています。
例えば、「無料ホームページ」「無料サーバー」「無料ドメイン」「無料ブログ」。
どれも良く似た属性の単語です。
Googleで検索すると、以下のような感じで表示されます。
ここの注目して欲しいのが、右横の広告と、検索トップの広告です。
「無料ホームページ」「無料サーバー」に関していえば、右横広告+トップ広告と盛り沢山の広告が貼られています。
「無料ドメイン」の場合だとトップ広告が貼られています。
もし、これらの単語で広告を貼るとした場合、既に多くの競合が存在するわけです。
しかし、「無料 ブログ」だとどうでしょう。
なんと、広告が一切貼られていません。
さらに、Googleアドワーズで比較してみると、
なんと、「無料ブログ」の方が「無料サーバー」や「無料ドメイン」より多く検索されているのに、
入札単価は「無料ホームページ」をも抑えて78円と一番安いのがわかります。
これらのことを踏まえて広告するなら、
自身のサイトでは、「無料ドメイン」「無料サーバー」「無料ホームページ」などの情報も網羅しつつ、「無料ブログ」を前面に押し出し、
このページへの広告を出稿すべきなのです。
そうすることで、「無料ブログ」でGoogle検索されると、右横やトップに広告が独占的に表示されます。
しかし一位表示されることになるので、その広告の下部に拡張サイトリンクを表示でき、
さらに誘導率を高めることができるようになります。
実はこういった独占的広告+一位表示の特権である拡張サイトリンクを利用できる単語がまだまだあります。
例えば、「ネイル」「ネイルサロン」「ネイル 安い」「ネイル デザイン」などです。
実は「ネイル」「ネイル サロン」「ネイル 安い」で検索すると、多数の広告が出稿されているのですが、
「ネイル デザイン」であれば競合はありません。
されに、「ネイル デザイン」は「ネイル サロン」よりも多くの人が検索しているのに、入札単価は「ネイル サロン」より安いのです。
また別の例では、
「中古自動車」と「中古車」
「中古車」で検索する人の方が圧倒的に多いのに、
「中古自動車」の方が広告費が高く、さらに競合も多いわけです。
まぁ、探せば他にもまだまだありますが、
基本的には同義語なのに、競合が少なく、入札単価も安いものがあるというわけです。
特に、全く競合がいなければ拡張サイトリンクの利用が可能となるので、
費用対効果はかなり高くなります。
Googleが行ったモバイルファーストへの対応は、
実は広告主へチャンスを与えるものなのかもしれません。
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